男性が育休取得後も自分らしく働くためのヒントが満載!育パパイベント開催

※本サービスは2019年6月末日をもって終了いたしました。

真の働き方改革を実現するための第一歩!?
父親たちよ、育休を取得し「新しい生き方」へ踏み出そう。

パーソルホールディングス株式会社が提供中のサービス「ママボラン」が、ファザーリング・ジャパン会員の橘 信吾さんをお招きし、パパたちの育休アイデアソン(※1)を1月20日に行いました。翌週から育休を取るというパパ、1年取って復職間近のパパなど12人が、育休中と育休後を楽しむためのアイデアを出し合いました。

※1アイデアとマラソンを組み合わせた造語。 新しいアイデアを生み出すために行われるイベントのこと。

目次

開催背景

日本男性の育休取得率は7.5%(※2)と増加傾向にあるものの、まだまだ少数派です。企業の制度としても男性が取得することを想定していないケースも多く、ロールモデルも希少です。そういった現実を受けて、育休を経験した男性は、仕事に対するモチベーションの維持や、長時間労働を前提とする評価制度といったことで、今後のキャリア形成に悩むことも多いのが実情です。
そこで、橘さんの実体験を踏まえて、育休を取得中、またはこれから取ろうというパパたちと活発な意見交換を行い、育休後も自身が納得したキャリアを築くためのヒントを得られる場を提供しようと考え、開催しました。

※2厚生労働省「平成 29 年度雇用均等基本調査」 2018年7月

イベントの概要

今回、イベントの講師としてお招きしたのは、ファザーリング・ジャパン会員で複業ライフデザインコンサルタントの橘 信吾さん。
冒頭には「育休パパのつながりづくり」と題し、夫婦で「共働き・共育て」をどのように実現しているか、育休を取ることによって変化した自身の価値観と会社での評価についてなど、育休を3回取得した橘さんならではのプレゼンがありました。「育休は自分にとっては『劇薬』だった。自分の価値観は変わるけど、職場はそうとは限らない中で、反動が大きかった」「パパが『大黒柱のヘッドギア』を外せるか、また、ある種のキャリアダウンを受け入れることへの覚悟も必要」などのメッセージが参加者に贈られました。
続いて、グループに分かれてワークショップを展開。「育休を、そして育休後を楽しむために必要なこと」をテーマに、今抱えている課題や悩みなどをシェアし合いました。最後に1人ずつ、課題や悩みを解消するための自分なりのアクションを発表しました。

参加者は、育休について同じように悩むパパたちとのつながりができ、笑顔で会場を後にしました。

参加者のコメント

「復職後に他人の評価を得ようとすると、仮に評価されないときに苦しくなる。自分の中で育休を取ることで得たい軸を持ちたい」
「職場に対してや、パパの育休取得について、もっと自分から発信していこうと思った。そうすることで少しずつ変えられることがある」
「小さい子どもを持ちながら共働きをするためには夫婦の納得感が大事だと感じた。帰ったら妻とお互いのビジョンを話したい」

講師紹介

橘 信吾(たちばな しんご)さん

ファザーリング・ジャパン賛助会員。
1979年生まれの39歳。青森市出身。
IT企業勤務、複業ライフデザインコンサルト。
7歳と4歳の2児のパパ。子ども2人で、育児休業を3回取得。
「サスティナブルな育児」をモットーに「共働き・共育て」中。
働き方を変え、定時退社率95%。趣味は、読書。50冊/月、約1万冊読破。

 

 

 

ママボランとは

育児休業中も前向きにキャリアを考えたい・社会と繋がりたいと考えるワーキングマザーと、経験豊富な人材を必要とする法人をマッチングするサービスです。育児休業中のワーキングマザーに対して、ベンチャー企業やNPO法人のボランティア情報の紹介、キャリア支援セミナーなどを行い、復職後のキャリア形成を支援しています。

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