地方に転職する!?地方での仕事や生活を体験する『doda 地方転職超短期留学』開催

商品の梱包作業から、営業活動の補佐、夏祭りでの販売まで!
東京のビジネスパーソンが広島菜漬の名店で、地元の人とともに「はたらく」と生活を体験。

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、8月8日から8月10日までの3日間、Iターン転職希望者が実際に地方の仕事と生活を体験する『doda 地方転職超短期留学』を開催しました。

今回、体験をしたのは、2019年8月での退職を決意し、地方への転職の可能性も考慮に入れている渡邊 早貴さん。そして、体験先として協力をいただいたのは、広島県の株式会社山豊(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 千曲、以下山豊)です。

目次

開催背景

「doda」が、20代~50代の全国のビジネスパーソン1,200人を対象に「地方への転職」についての調査(※1)を行ったところ、東京在住のミレニアル世代の約4割(38.6%)が地方への転職に興味があることが分かりました。しかし、地方の生活には「交通の便」や「娯楽の少なさ」など、生活面に不安があることも明らかになっており、実際の地方へ転職するにはハードルがあるようです。
※1 地方への転職に関する調査(2019年7月実施)

また、一都三県以外の企業に勤務している人の約6割(59.9%)が人手不足を感じていることが判明。一方で、自身の勤務先がUIターン転職者を受け入れる対策や工夫を行っていると回答した人は、1割以下(6.5%)に留まっていることも分かりました。このことから、UIターン転職者を受け入る態勢を整え、転職者がはたらきやすい環境にすることが地方企業の人手不足を解消する1つの手段になると考えられます。

そこで、個人の地方への転職に対する不安と、地方企業のUIターン転職者受け入れに対する不安の軽減を目的に、『doda 地方転職超短期留学』を企画しました。

体験したのはこの方!

渡邊 早貴さん

1987年生まれ(31歳)。山梨県出身。高校卒業後、大学進学とともに東京での生活を始める。大学卒業後は、非鉄金属メーカーに就職。3年勤続後、ワーキングホリデーのためカナダに1年滞在。その後、賃貸マンションの管理運営会社に転職。しかし、オフィスが高速道路のすぐ近くという環境の中、持病である咳喘息が悪化。5年治療に励んだものの、改善が見られず、自然環境の良さを求め、2019年8月での退職を決意。地方への転職の可能性も含めて転職活動予定。

3日間の様子

渡邊さんは、工業見学、店頭での商品販売、営業活動の補佐をはじめ、お祭りの出店での手伝いなども行い、地方での仕事や生活を体験しました。

●1日目(8月8日)

山豊の社長 山本 千曲さんより会社概要や主力商品についてご説明いただいた後、社長自身のはたらくことの意味や経営理念を聞くことができた渡邊さんは、これからのプログラムに興味津々。まずは3日間の目標を「笑顔を絶やさず!暑さに負けず!」と決め、工業見学を行った後、販売の仕事に挑戦しました。最初は緊張気味の様子でしたが次第に慣れ、最後には誕生日のお客さまに「誕生日おめでとうございます!」とお祝いの言葉を述べるなど、お客さまとの会話も楽しんでいました。

●2日目(8月9日)

午前中は、工場で商品の梱包作業を行いました。最初は一つひとつの作業を確認するようにゆっくり行っていましたが、徐々に手際が良くなりスピードアップ!大きなかご2箱が満杯になるほどの梱包を行いました。午後からは、営業活動に同行。伺ったのは、山豊の得意先で宮島有数のお土産屋である鳥居屋です。店員さんとコミュニケーションを取って情報収集をする社員さん同様、渡邊さんも積極的に会話に参加していました。

夜は、広島市内にあるコワーキングスペース「イノベーションハブひろしま Camps」に見学へ。スタッフの方にワークスペースやイベントスペース、印刷機器などを紹介してもらった渡邊さんが、中でも特に興味をもったのが3Dプリンターでした。「仕事をしに来てみたいな」とつぶやく様子が印象的でした。

●3日目(8月10日)

旧広島市民球場跡地にて行われた夏祭り「ひろしま盆ダンス」でのブース出展で、きゅうりの一本漬けの販売を行いました。1日目に定めた目標、「笑顔を絶やさず!暑さに負けず!」の通り、渡邊さんは炎天下の中でも地元の方々と笑顔でコミュニケーションを取っていました。

体験者 渡邊さんの感想

今回の企画を体験するまでは、知人のいない環境に馴染めるのか、友人ができるのか、外部からの移住者に対する閉鎖的な部分はないかといった、人間関係の部分に不安がありました。しかしながら、今回お世話になった山豊の皆さんはとてもフレンドリーな方々で、そうした心配は完全に消え去りました。また、業務を通してお話をしたお客さまも朗らかな方々で、東京よりもゆったりとした時間が流れているように感じ、安心しました。また、今回の営業や接客販売をお手伝いさせていただきましたが、実はいままで漠然と苦手意識を持っていました。ただ実際に、営業先の方との交流やお客さまとお話する機会を通じて、人と接する楽しさを改めて実感し、苦手意識も克服できました。

山豊担当者 総務部 部長 太田 和宏さんのコメント

私自身、Uターンで就職したので、何となく「どんな不安があるのか?」「どんな活動をすれば良いのか?」など少しは理解しているつもりですが、Iターンに関してはこれまでまったく関わりがなかったため、希望者がどんな不安や悩みを抱えているのか触れてみたいと思い、今回の企画に協力させていただきました。この度のインターンシップを受け入れることで多少でも理解することができましたし、また、地方にも元気な会社があることを知ってもらう良い機会になったと思います。

今回の『doda 地方転職超短期留学』を通し、渡邊さんの地方就職の不安は取り除かれ、企画に協力してくださった山豊にとってもIターン希望者の不安が理解できた良い機会となったようです。

※詳細は、プレスリリースよりご覧いただけます。
※本企画は、8月8日(木)のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で、その様子が放送されました。こちらからご覧ください。

このページをシェアする
目次
閉じる