パーソルキャリア株式会社は、1月29日より、店舗間のアルバイトスタッフシェアリングを実現する、ヘルプシフト管理サービス「Sync Up（シンク アップ）」 の提供を開始しました。このサービスは、パーソルグループの全従業員を対象とした新規事業起案プログラム「0to1（ゼロトゥワン）」から生まれたサービスです。
「0to1（ゼロトゥワン）」とは、パーソルグループの全従業員を対象とした新規事業起案プログラム。2015年より導入され、従業員が新規事業のアイデアを起案し、経営陣の審査を突破したものは事業化されます。毎年約100件の応募があり、これまでにオープンイノベーションプラットフォーム「eiicon（エイコン）」 などが事業化しています。
サービス提供の背景
アルバイト不足の店舗と、空き時間に働きたいアルバイト希望者を結ぶ
厚生労働省の調査では、アルバイト・パートは32期連続で労働力不足の状態※1が続いており、特に小売や飲食業界などの店舗運営において、人材の確保が非常に大きな課題となっています。
一方で、パーソルキャリアが実施した大学生を対象にした調査※2では、約60%の学生が「急に予定が空いてしまうことがある」と回答しています。さらに、予定が空いてしまった場合に83.5%の学生が「アルバイトをして時間を有効に活用したい」と回答しました。つまり、人材を確保したい店舗と空き時間で働きたい学生の、需要と供給のミスマッチが起きているのです。
そこで、パーソルキャリアはスマートフォンアプリを用いて、空き時間に働きたいアルバイト希望者とアルバイトを求めている店舗をマッチングする、ヘルプシフト管理サービス「Sync Up」の提供をスタートします。
※1 パートタイム労働者について、32期連続で従業員が「不足している」と回答した事業所が、「過剰である」と回答した事業所を上回っている／厚生労働省「労働経済動向調査」（四半期ごと実施）2017年8月結果より
※2 パーソルキャリア「アルバイト就業中の大学生600名を対象にしたインターネット調査」2017年12月実施結果より
サービス概要
シンプルな操作で、いつでもどこでも空きシフトを確認してエントリー可能
「Sync Up」はiOS、Androidアプリに対応しており、スマートフォンから、いつでもヘルプスタッフを求めている店舗のシフトを確認できます。希望の就業開始時間と終了時間を入力し、空いている店舗情報を確認して応募。店舗からの返信を待ってマッチング成立となります。さらに、プッシュ通知機能ではヘルプ枠が出たタイミングで店舗の情報を受け取ることも可能です。
「Sync Up」を活用することにより、アルバイト希望者は好きな時間、好きな店舗で働くことができるようになり、人手の足りない店舗はシフト稼働を上げることができます。また、「Sync Up」導入によって融通の利くシフトを実現することで、現在店舗で働いているアルバイトスタッフの離職防止、定着率の向上も目指します。
●「Sync Up」操作画面のイメージ
関連情報
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パーソルキャリア株式会社について
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、就職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援などのサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。
取り組みに関するお問い合わせ
パーソルキャリア株式会社 Sync Up（シンク アップ）グループ
TEL：03-6757-4259
MAIL：syncup-support@persol.co.jp
