【第一弾】2022年の入社式で新入社員が語った抱負「私の“Will”」を全文公開!

今年度、約1,000名以上の新入社員が新たにパーソルグループに加わりました!4月1日に行われた「パーソルグループ入社式2022」では、新入社員を代表して5名が「これからどんなことをやってみたいか」「どんなふうになりたいか」「どんなチャレンジをしてみたいか」の“Will”を発表しました。
それぞれの想いを、発表順に2回に分けてご紹介。今回は第一弾として、5名のうち2名の“Will”をお届けします。

*第二弾はこちら
*入社式の様子はこちら

Staffing SBU
パーソルテンプスタッフ株式会社 伊東 奏

パーソルテンプスタッフに入社いたしました、伊東奏です。
私の“Will”は、「自分も、自分の周りの人も人生の主人公にしていくこと」です。

私は、福島県の田舎町で育ちました。得意なことも、他人よりも抜きん出てできることも何もなく、挙げ句の果てには進路などの大事なことも自分で決めることができない、なんの自信もない女の子でした。
自信が無いまま物事を決断するため、何も成し遂げる事ができず、すべてを中途半端に終わらせてしまう。そんな自分が嫌で、嫌いでしょうがなかったことを覚えています。そこから、知人に誘われてはじめた、一般社団法人でのキャリア支援の活動が、私の人生を変えたのです。

「あなたの人生の主人公はあなたのものなのだから、いつまでも脇役ではなくて、あなたの人生を生きなさい」。

あるイベントで100人以上の人の前で自分の就活経験を話す機会があった時、ずっと自信がなく、人に譲ってばかりの私に、ある先輩がかけてくれた言葉です。おかげで、自信を持って話すことができ、はじめて自分が主人公として前に出られた実感を得ました。そして、スピーチを聞いていた人からは「とても勇気づけられた、あなたのファンになった」など、本当にうれしい言葉をいただくことができました。それは、自分が主体性を持って自分の言葉を発したからなのです。その時に気付いたことは、自分の力が不足していたり、自信がなかったりしても、主体性を持ってアプローチすることで自分の殻を破り大きな波をつくり出せる、人の心を動かせる、という事でした。

社会には、自分の人生を生きられず、悩んでいる人がたくさんいると感じています。私は、自分自身の体験からそういった人たちのオーナーシップを引き出し、主人公にしていくことができるのではないかと考えました。そしてそれは、パーソルで叶えることができると思っています。まずは自分の仕事で周囲が期待を向けてくれるように成長し、自分が関わる人の「○○したい」を引き出せるようになることが、目下の目標です。

人が本当の意味で何かを頑張れるのは、お金によってでもなく、権力によってでもない、心を動かされて自分から「やりたい!」と主体性を持ったときなのです。かつて自信がなかった女の子はもういません。私は、自分の殻を破り続け、言葉によって、情熱によって、自分が成す仕事によって、人を動かしていく。自分も、自分の周りの人も主人公にできるような、そんなはたらき方で日本を元気にしていきたいと思っています。

Career SBU
パーソルキャリア 日下 雄太

パーソルキャリアに入社した日下 雄太と申します。
私は、「一人ひとりが主体的に考え、自分の『生き方』を変えられる社会」を実現したいと考えています。まずはこのような“Will”を持つようになった背景についてお話させてください。

11年前、東日本大震災が発生しました。皆さんはどこで何をしていたでしょうか。私は福島第一原発から約30kmの位置にある故郷、広野町の小学校で「帰りの会」をしていました。
震災後は自然災害、原子力災害といった自分の力ではどうしようもないことに左右され、とにかく毎日を生きるのに精一杯でした。自分の人生の主導権を誰かに握られているような感覚を持ちながら日々生活をしていました。しかし、幸運なことに震災後私は、さまざまな出会いに恵まれました。学習支援ボランティアに来てくれた大学生やNPOの職員、高校の恩師たちなど挙げればきりがありません。こうした方々と対話を重ねるごとに多様な「生き方」を知り、また自分自身のこれからの「生き方」について考えを深めることができました。その結果、主体的に物事を考える力が養われ、大学進学やファーストキャリアの選択を納得して行うことができました。そしてこの時「自分の人生の主導権は自分が握っているのだ」という感覚を持つことができたのです。
このような経験から私は、自分の「生き方」について主体的に考えるための環境づくりがしたいと考えるようになりました。

「はたらく」ということは一人ひとりの「生き方」に大きくかかわることだと思います。パーソルグループはさまざまな「はたらく」に向き合っており、「生き方」を考えるにあたり多様なロールモデルをお客さまに提示することができるのではないでしょうか。加えて自分の「生き方」についての考えは、他者との対話を通じて育まれていくものだと考えています。そこで私は入社後、これからキャリアを形成していく子ども・若者世代との対話を通じて、自分の「生き方」を主体的に考える機会を創出していくことで「一人ひとりが主体的に考え、自分の『生き方』を変えられる社会」を実現していきたいと考えています。

その社会を実現するためにも、まずは自らが業務の中で多様なはたらき方、生き方を知り、企業や求職者の皆さまと対話を重ねて一人ひとりの「生き方」について考えていきたいと思います。


社会人としてのスタートをきったその日に、新入社員たちが語った“Will”はいかがでしたか?皆さんも「はたらく」への希望を胸に、ワクワクとした気持ちで入社した日のことを思い出してみてはいかがでしょうか。

このページをシェアする
目次
閉じる