研修も新しいスタイルに!サブスク型オンライン研修サービスの提供開始

サブスクリプション型のオンライン研修は、導入しやすく、「蜜」を避けて自由に学びを進められる。

株式会社パーソル総合研究所は、5⽉20⽇より、テレワークやWithコロナ関連など、いままさに知りたいテーマをはじめとする多彩な講座を1年間の定額プランで受講できるサブスクリプション型(年契約)のオンライン研修サービスの提供を開始しました。

目次

サービス開始の背景

昨今の新型コロナウィルス(以下、コロナ)の影響により、リアルな場に集まり、研修を実施することは難しくなっています。そこで、パーソル総合研究所のラーニング事業本部では、今年4月から新入社員向けの研修など法人対象のオンライン研修事業を本格化させてきました。そして今回、これまでの講師派遣型企業内研修を提供してきたノウハウとデジタルツールを使ってきた経験をもとに、サブスクリプション型(年契約)のオンライン研修サービスの提供を開始しました。

3つの特徴

Feature 1. 学術界との連携・人気講師による高品質な学びを得られる
組織開発における世界的大家であるエドガー・シャイン博士や、マネジメント領域における立教大学の中原 淳教授をはじめとする第一人者らとの共同開発講座の実施や、プレゼン資料作成術で著書累計29万部を誇る前田 鎌利氏などの人気講師を招聘。高品質な学びを実現します。

Feature 2. いまの時代に求められる知識の習得できる
「コロナに負けるな!RPAで乗り切るテレワーク」「After COVID-19を見据えるDXテクノロジー一気読み」などのコロナ関連の講座、AIやデータを用いたメンタルヘルスのマネジメント、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)への対処法など、いま求められている知識を効率的に習得できます。

Feature 3. 高い学習効果を得られる仕組み
受講者同士や講師・受講者での双方向のコミュニケーションがとれるオンライン環境を提供します。また、一部講座では少人数でのグループワークや事前・事後の課題提出、フィードバックがあり、高い学習効果が得られる仕組みを設けています。

担当者に聞きました! ――オンライン研修ってどうですか?――

本研修を企画しているパーソル総合研究所 ラーニング事業本部の船木 優子に、オンライン研修をめぐる環境や、受講にあたってのアドバイスを聞きました。

――今年3月から、オンライン研修を本格的に提供していますね。

船木:コロナの影響が色濃くなってきたのが、そのころでした。4月に迎える新入社員の研修をどうすべきか、人事の方々も悩んでいらしたので、私たちでサポートできればという想いで、オンライン化を進めました。

――人事の方からは、どのようなお悩みが多かったのでしょうか?

船木:3月までは「オンライン研修って、どんなものなのでしょうか?」という問い合わせが多かったですね。本格的にオンライン化が進んでからは、「少人数のグループワークの実施は可能か」といったシステム的な質問が増えてきました。このようなお問い合わせをいただいたときは、その場で画面越しに実際の研修時のイメージを実践するなど、すぐに不安を解消いただけるように心がけました。

――実際にオンライン研修をしたあとの反響はどうでしたか?

船木:とても好評でした。リアルな集合研修と、なんら変わらない効果を感じていただけたようです。チャットでのコミュニケーションには、オンラインならではの双方向性や活発さにメリットを感じ、むしろ「リアルな集合研修より良いかも」という声もありました。

――研修運営において、心がけていることはありますか?

船木:研修の雰囲気や空気といった“場づくり”です。リアルな研修では、講師の方が場をつくりますが、オンラインの場合は講師の方と運営側での協力が欠かせません。たとえば、運営側がチャットで「講師への質問はこちらにください」と誘導したり、受講者の方が発表をした際、「〇〇さんの発表、すばらしかったですね!」と盛り上げたり、ときには参加者に問いかけたり。スムーズな進行はもちろんですが、会話が広がり、楽しくインタラクティブな講習になるよう心がけています。

――オンライン研修を受講するにあたっての準備や心構えなど、アドバイスをお願いします。

船木:オンライン講座では、“環境”が大切だと思っています。できるだけwi-fiが切れない環境を確保していだき、音は聞こえるか、マイクの音声は入るかなども事前にチェックをしていただきたいと思います。
また、運営側の方は、受講者の方々に講習で使用するツールへのログイン法やチャットの使い方などを事前にご案内し、ストレスのかからない運営を実現することが大事ですね。一方で、受講者の方は、オンラインで長時間黙って聞いているのはリアルより疲れやすいため、積極的に発言したり、チャットへの書き込みをしたりしていただければと思います。

――今回提供を開始したサブスクリプション型オンライン研修には、どのような講座があるのでしょうか?

船木:若手社員、中堅社員、管理職、経営者向けといった階層に応じたものや、「テレワーク」「Withコロナ」「DXテクノロジー」「RPA」といったいま注目のテーマをはじめとした幅広いラインナップで、年間約100講座を計画しています。

――個人が自分で申し込める研修もありますか?

船木:はい。先ほど申し上げた階層に応じて、多種多様な研修を用意しています。ぜひご参加ください!

(以上)

※サブスクリプション型(年契約)のオンライン研修サービスの講座は、「講座一覧資料」をご覧ください。
※個人で受講いただけるオープン型研修については、「公開研修」をご覧ください。

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