RPAの市場拡大への貢献が認められ、UiPathの「Partner of the Year」を受賞!

RPAソフトウェア業界トップベンダーであるUiPathのベストパートナーとして「Partner of the Year」を受賞!

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、RPAのソフトウェアを手掛けるUiPath株式会社のパートナー向けカンファレンス「UiPath Partner Forward 2020 Japan」において発表された「UiPath Partner Awards 2019」で「Partner of the Year」の受賞を含め、2部門で受賞しました。

UiPathは、RPAソフトウェアにおいて国内シェア・売り上げとともに業界1位を誇るトップベンダー。「UiPath Partner Awards」は、日本におけるRPAビジネスの拡大、働き方改革を推進し、UiPath製品・ソリューションの国内展開に大きく寄与・貢献した企業に贈られる賞です。2度目の実施となる今回は計9部門の表彰が行われ、8社のパートナーが受賞しました。

(写真)左から、UiPath株式会社 取締役 Chief Revenue Officer 鈴木 正敏氏、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 代表取締役社長 横道 浩一、UiPath株式会社 代表取締役CEO 長谷川 康一氏、UiPath株式会社 製造・流通営業本部 本部長 中薗 直幸氏

目次

賞について

パーソルプロセス&テクノロジーが受賞したのは、「Partner of the Year」と「Best New Customer Acquisition」の2部門。賞の概要と受賞理由をご紹介します。(UiPath社からの発表を引用)

●「Partner of the Year」
概要:最も高い販売実績をあげ、UiPathの活用推進に多大な貢献をしたパートナーに贈られる賞。
受賞理由:パーソルプロセス&テクノロジーが持つ、高い技術力と営業力、そして豊富な導入実績を基に、RPA 導入フェーズだけではなく、その後の運用や、さらなる社内RPA活用推進についても幅広くサポートを提供し、多くのお客さまのRPA導入・推進、UiPathの市場拡大に貢献したため。

●「Best New Customer Acquisition」
概要:新規のお客さまをもっとも多く獲得したパートナーに贈られる賞。
受賞理由:豊富な導入実績と、多くの技術者による強力な提案・支援体制を持ち、強い営業力をベースに、もっとも多くの新規のお客さまにUiPathを導入、普及することに貢献したため。

RPAの担当者に聞きました!

パーソルグループがRPAを推進し、世界トップのベンダーUiPathの賞を受賞するまで

RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の頭文字の略で、これまで人間がパソコンで行っていた単純な入力作業やデータ抽出などのルーティーン業務を、ロボットが自動で行う仕組みのことです。
そんなRPAをパーソルグループが推進し、UiPath社の「Partner of the Year」や「Best New Customer Acquisition」を受賞するに至った理由、そして、今後のRPAの展望まで、「パーソルのRPA」のブランド立ち上げ担当者であるパーソルプロセス&テクノロジー株式会社 ワークスイッチ事業部 オートメーションG 大塚 啓史に聞きました!


「パーソルのRPA」ブランドを立ち上げ、3社連携で取り組んできたからこその受賞

――UiPathのパートナー企業には、世界有数のコンサルティング会社も含め、そうそうたる企業が名を連ねていると聞いています。その中で「Partner of the Year」と「Best New Customer Acquisition」、2部門の賞を受賞したわけですが、2019年に何か大きな取り組みをされたのでしょうか?

大塚:まず、「パーソルのRPA」というブランドを立ち上げました。パーソルグループ3社(パーソルプロセス&テクノロジー、パーソルテンプスタッフ、パーソルテクノロジースタッフ)のRPA部門を集結させ、各社が提供してきたRPAサービスのすべてを集約しました。これにより、サービスの窓口が一本化し、導入支援から運用定着における研修サービスや派遣サービスまで、お客さまに合わせた最適なサービスをワンストップで提供できるようになりました。また、ブランド立ち上げにともなって、ホームページを開設して分かりやすく情報を発信したり、イベントに参加して講演をしたり…。無料セミナーも毎月行っていました。お客さまにもフィードバックをもらいながら本当にいろいろなことをやってきましたね。

――そんなさまざまな取り組みが「Partner of the Year」の受賞に繋がったということですね。「Best New Customer Acquisition」も受賞しましたね。

大塚:はい。2019年はたくさんの企業さまに新規でRPAを導入していただきました。働き方改革が謳われている今、「業務改革をしたい」「生産性を向上させたい」という企業さまが多いというのもありますが、そうしたニーズを拾い、応えられたのも「パーソルのRPA」の立ち上げが効果的だったからだと考えます。

――3社で行ったからこそ成し得たことだと?

大塚:「パーソルのRPA」の3社の営業は毎週ミーティングを行い、情報共有をしています。そうして連携をしていると、たとえば、パーソルテンプスタッフの人材派遣営業担当者がお客さまから、「業務改善をするので、派遣スタッフの方の人数を減らさなければならなくて…。事務作業が増えて大変だよ」という相談を受けたとき、すぐに情報が上がってきます。そんなとき、「RPAを導入してはいかがですか?」というご提案ができるんです。実際にこうした話は少なくなく、人材サービス関連の営業担当者と一緒にお客さまにご提案に行くこともよくあります。

RPAは人の代わりではなく、人と肩を並べる存在

――人材業界のパーソルがRPAの導入を勧めることに驚かれませんか?

大塚:驚かれることは多いですね、「なぜ人材業界なのにロボットの活用を提案するの」と(笑)。
一見矛盾して感じるのかもしれませんが、まったくそんなことはありません。お客さまが人材を紹介してほしいというときは、「こういうスキルで、こういう業務を、この時給でやってくれる人を紹介してほしい」と依頼されます。人材派遣分野であれば、パーソルにはいろいろな分野のスタッフの方がいらっしゃいますが、その方々と並んで事務処理能力が高いRPAという人(ロボ)がいる、と思っていただけると分かりやすいと思います。

――企業さまの選択肢が広がるわけですね。

大塚:はい。テクノロジーが進化している今、お客さまの中には「課題を解決したいけれど、人材に投資する予算はない。でも、テクノロジー活用に対する予算はある」というケースもあります。そうしたお客さまにも課題解決策をご提案できます。
また、それとは別に、パーソルテンプスタッフでは事務業務をされている派遣スタッフの方々にスキルアップをしていただけるように、RPAエンジニアとしてのスキルを身に付けてもらえる研修なども行っています。

――パーソルグループにもRPAが導入されていると聞いていますが、どこで活用されているのでしょうか。

大塚:派遣スタッフの方の契約延長・終了処理業務でも使われていますし、パーソルグループ社員の身近なところでいえば、通勤定期の経路申請をしたときの経路判定もRPAで行っています。

――身近なところでRPAが活躍していたんですね。パーソルのRPAの今後の展望を教えてください。

大塚:生産性の向上はもちろんですが、地方ではたらき手がいないとお困りのお客さまなどにも、きちんと応えられる状態を目指していきます。RPAでできる仕事はRPAに、そして人は、人にしかできない仕事ができるようになればいいな、と。
それには、もっと社内でRPAの利活用を進める必要があると思っています。まずは、私たちがRPAで効率化を図ってグループビジョンである「はたらいて、笑おう。」を実現し、そして世の中へRPAと笑顔を広めていきたいですね。

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