「パラリンアート世界大会2019」に特別協賛!パーソル賞を贈呈

パーソル賞に選ばれたのは、バードダンスをテーマにしたフィリピン在住のVico Chamさんの作品『KADAL TAHAW(カダルダホー)』。

パーソルホールディングス株式会社は、一般社団法人 障がい者自立推進機構が開催する、世界各国の障害のある方々からアート作品を募集するコンテスト「Paralym Art World Cup 2019 〜パラリンアート世界大会2019〜」に特別協賛し、10月16日に行われた入賞作品の表彰式にて、パーソル賞を贈呈しました。

パラリンアートは、障害者アーティストと一つのチームになり、社会保障費に依存せず、民間企業・個人の継続協力で障害者⽀援を継続できる社会貢献型事業を⾏っています。
パラリンアート世界大会は、世界中の障害のある方が芸術的才能を披露する、障害者アートのワールドカップ。毎年テーマを決め、世界中から作品を募集しています。
2019年のテーマは、“「舞」~ 喜怒哀楽 ~(dance/performance)”。2月1日から募集を開始し、日本を含む世界39か国より774件もの国際色豊かな心躍るアート作品が多数集まりました。

目次

賞について

優れた作品に対し、グランプリ1名(50万円)、準グランプリ2名(各25万円)のほか、スポンサー賞として「パーソル賞」が各受賞者に贈られました。

●パーソル賞

パーソル賞に輝いたのは、フィリピン人のVico Chamさんが描いた作品『KADAL TAHAW(カダルダホー)』。
Vico Chamさんには、パーソルグループの特例子会社パーソルサンクスが運営する「まえばし彩(いろどり)工房」で、障害のある従業員の手によって制作されたハーバリウムが贈られました。
また、『KADAL TAHAW』を含む他受賞作品を、パーソルグループのオフィス内装やノベルティグッズとして活用予定であることが発表されました。

Vico Chamさん作『KADAL TAHAW(カダルダホー)』について
『KADAL TAHAW』は、フィリピンのサウスコタバト州にあるセブ湖でチボリ族が演じる部族ダンスをテーマにした作品です。同じフォルムの人物を複数配置することによって、舞の時間と空間を見事に表現されており、背景は鮮やかな色彩のグラデーションによって太陽と自然が抽象的に描写されています。鮮やかな色使いが特徴的で、とても可愛らしい素敵な作品です。

授賞式の様子

はじめに、一般社団法人 障がい者自立推進機構 代表理事 中井 亮さんによる主催者代表挨拶が行われ、続いて、各国の大使館などの関係者、審査員・ゲストなどが紹介されました。
その後、いよいよ各賞の表彰式を実施。
表彰式では、まず一次審査通過者の作品やパラリンアート賞、審査員賞などさまざま賞が次々にモニターに映し出され、そして、スポンサー賞である「パーソル賞」の発表へと続きました。

「大会を支援できて光栄」と水田。Vico Chamさんは、「とてもうれしい!」と喜びのコメント
パーソル賞の発表の前に、まずはパーソルホールディングス 代表取締役社長 CEOの水田 正道より下記の挨拶が行われました。(一部抜粋)

「こんなに素晴らしく、素敵な大会の支援をさせていただいてとても光栄です。グループビジョンである『はたらいて、笑おう。』を実現できるよう、今後とも障害がある方々と一緒にやりがいのあるはたらく場をつくっていきたいと思います。このイベントが10年、20年続くようにと思います。」

そして、「パーソル賞」の受賞作品、Vico Chamさんが描いた『KADAL TAHAW(カダルダホー)』が発表されると、会場の大きな拍手を受けながら、Vico Chamさんが登場!水田より、表彰状と副賞が贈られ、Vico Chamさんは喜びのコメントを笑顔で語りました。

「仕事をしているので、終業後に制作に取り組みました。2回にわけて2時間の合計4時間をかけ、本当に楽しく制作に取り組むことができました。『KADAL TAHAW』のテーマはバードダンスで、鳥の踊りを表現しています。パーソル賞に選ばれてとてもうれしい気持ちでいっぱいです。」

続いて、準グランプリ、グランプリの発表が行われました。
準グランプリは、Kaussiさんの「Музыка」、NAMYさんの「ダンス・ダンス・ダンス」の2作品。グランプリは、HARUMARU♡さんの「ダンス!ダンス!ダンス!」でした。

最後はフォトセッション。受賞者の皆さんは多くの報道陣のカメラに向かい満面の笑みを浮かべ、喜びをかみしめているようでした。また、水田とVico Chamさんは集合写真の撮影後、記念撮影も行いました。

パラリンアート世界大会2019の審査員

審査員は、書道家 金澤 翔子さん、画家 遠藤 彰子さん、美術手帖 田尾 圭一郎さん、アウトサイダー・キュレーター 櫛野 展正さん、GALLERY SIDE 2 ディレクター・オーナー 島田 淳子さん、教育評論家 尾木 直樹さん、アーティスト 横尾 美美さんの7名。

パーソルグループではこれまでも、パーソルサンクス、パーソルチャレンジ、パーソル パナソニック エクセルアソシエイツといった障害者雇用支援事業を手掛ける特例子会社を中心に、障害のある方々の「はたらく」を総合的に支援してきました。本協賛を通じて、パーソルグループのグループビジョンである「はたらいて、笑おう。」を実現するため、世界各国の障害を持つ皆さまを応援し、その活躍や作品を社会に伝えていきます。

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