障害者がハーバリウム製作に励む!「まえばし彩工房」が開所しました

新しい障害者雇用モデル工房では、オイルの中に浮かぶ花の美しさで人気上昇中のハーバリウムを製作。

パーソルグループで障害者雇用支援事業を手掛けるパーソルサンクス株式会社は、6月3日にハーバリウムを製作する「まえばし彩(いろどり)工房」を開所し、6月5日に前橋商工会議所で開所式を行いました。

ハーバリウムは、もともと「植物標本」という意味があり、ドライフラワーやプリザーブドフラワーをハーバリウム専用のオイルに浸けたもの。透明のオイルの中をたゆたう植物がきらきらと輝き美しいと、いま人気上昇中のアイテムです。
「まえばし彩工房」では、飾って楽しむインテリアアイテムや、ボールペンなどのノベルティグッズを製作します。

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開所式の様子

開所式では、パーソルホールディングス株式会社 執行役員の美濃 啓貴から、パーソルグループが群馬県の高崎市・太田市にも人材ビジネスの拠点を構えていること、そして、パーソルサンクスにおいても、今回開所した「まえばし彩工房」は、「とみおか繭工房(群馬県富岡市)」に続く群馬県内2拠点目の工房であることを話しました。
続いて、パーソルサンクス株式会社 代表取締役社長の中村 淳からは、パーソルサンクスが地域の課題解決を目的にした事業を、自治体や地域の皆さんのご協力を頂きながら進めていることや、「まえばし彩工房」における事業予定や意気込みなどを語りました。
その後、開所式に参加された方々との記念撮影が行われました。

開所の背景

2018年4月からの障害者の法定雇用率の引き上げによって、障害者の更なる活躍が期待されますが、一方で、就業先が限られているという課題もあります。
パーソルサンクスでは、これまでもクッキー製造工房の「よこはま夢工房」(神奈川県横浜市)、養蚕事業を行う「とみおか繭工房」(群馬県富岡市)、農作業事業所である「よこすか・みうら岬工房」(神奈川県横須賀市)といった地域の活性化と連動した障害者雇用モデルを創出してきており、ハーバリウム製作工房「まえばし彩工房」はこれに続く場所として開所しました。
「まえばし彩工房」では、パーソルグループのオフィス内装飾品として、ハーバリウム製作、サービス登録者やお取引先へのノベルティグッズ製作、グループ会社のチラシの印刷や防災備蓄品の管理などの業務を予定しており、2021年までに30名の障害者雇用創出を目指します。

パーソルサンクスは、工房の開所による障害者雇用をはじめ、自治体や地域の方々と連携したさまざまな取り組みによって、障害者の自立及び成長を幅広く支援しています。

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