モビリティの世界最先端技術が結集するMATLAB EXPOでポスター展示

世界のイノベーションを体感できるポスター展示を実施。

パーソルR&D株式会社は、5月28日に東京・台場にて行われた「MATLAB EXPO 2019 Japan」でポスター展示を行いました。
来場者は、自動車企業のモデルベース開発(Model Based Development※1)担当者を中心に、ロボット関連企業、産業機器関連企業の社員など約2,700名。モビリティ産業に限らず、世界のイノベーションの最前線を感じられるイベントでした。

目次

MATLAB EXPOとは

MATLAB®/Simulink®ユーザーによる事例紹介やMathWorks社員による技術講演を通して、革新的な最新技術を紹介するイベント。世界最大級の総合テクノロジーカンファレンスです。

出展の概要

パーソルR&Dは、「Vehicle Dynamics Blockset(※2)とUnreal Engine 4(※3)を連携したAEB制御(※4)の挙動可視化システムの構築」と題したポスターを展示しました。このポスターでは、緊急自動ブレーキを題材にし、自動車の統合制御ができるようになることを見据え、自動運転のアルゴリズム開発を効率化するシステムと映像制作ツールを連携させることで、開発のフロントローディング化を実現し、開発工数の削減と安全面への担保を実現した事例を紹介しています。
ポスター前に社員が立ち、立ち止まった来場者に説明を行いました。

パーソルR&Dでは、最新のシミュレーションに取り組むことで企業の技術力と効率化の向上に貢献し、「はたらいて、笑おう。」の実現を目指していきます。

(※1)Model Based Development:コンピューターでシミュレーションをしながら、設計・開発を行う技術のこと。これまでは、実物の試作品をつくって、動作や性能などの検証を行っていましたが、これをコンピューター上で行うことで、設計・開発の期間の短縮や効率化を図ることができる。
(※2)Vehicle Dynamics Blockset:様々な車両条件を構築してシミュレーションテストを行うことができるシステム。。
(※3)Unreal Engine 4:複雑なコードを作成することなく、高度なビジュアルを制作することができるシステム。
(※4)AEB制御:衝突被害軽減ブレーキのこと。前方の車両や障害物との距離、相対速度などの情報をもとに衝突の危険性を判断し、ドライバーに注意喚起する。ドライバーがブレーキ操作を行わず、追突する可能性が高いと判断した場合は自動的に制御するシステム。システムによって作動速度域や検知距離が異なる。

このページをシェアする
目次
閉じる