障がい者の方がホワイトデーのチョコレートづくりを体験!

障がい者雇用支援事業を手掛けるパーソルサンクス株式会社は、3月12日、2日後のホワイトデーにぴったりなチョコレートづくりのイベントを横浜市で開催しました。イベントは2部構成で、1部は「障がい者と共につくる、ホワイトデー チョコレート教室」、2部は「障がい者の自立を考える」とし、障がい者の方にお菓子づくりを通して、手作りの魅力を知っていただくと同時に、自らの可能性や自立した未来について考えてもらいました。
一般参加者は、障がい者手帳をお持ちの方とその保護者を対象としており、全26名が参加。パーソルサンクス株式会社が運営する「よこはま夢工房」で実際にクッキー製造に従事する社員も4名が参加しました。

目次

よこはま夢工房とは

障がいのある社員一人ひとりが生き生きと働ける環境づくりを目指し、2006年、横浜事業所としてクッキー製造工房「よこはま夢工房」を設立。障がいを持つ社員を中心にクッキーの製造を行っています。
派遣スタッフの方へのプレゼントとして大人気の「テンプりんクッキー」をはじめ、季節やイベントに合わせさまざまなクッキーを手づくりで商品化しています。

イベント概要

●1部 ホワイトデーチョコレート教室

スペシャルゲストとして、日本を代表するショコラティエール 斉藤 美穂さん(Miho Chef Chocolatier代表)を講師にお迎えし、簡単でおいしい本格的なチョコレートづくりを体験しました。

●講師紹介
斉藤 美穂(さいとう みほ)さん

Miho Chef Chocolatier代表。
フェリス女学院大学卒業後、結婚。夫の赴任に伴い渡仏。4年間のパリ在住中にフランス料理、フランス菓子を学ぶ。その後5年間メキシコシティに在住。その間、日本女性として初めて、パリの三ツ星レストラン「ジョエル・ロブション」で研修。ショコラティエのジャン=ポール・エヴァン氏より教えを受ける。
現在、日本を代表するショコラティエールとしてチョコレートの制作販売や料理研究家として、最新フランス料理、デザート菓子を伝えるとともに、商品開発や料理・菓子の著書の出版、雑誌の特集ページ、イベントやセミナーの講師など幅広く活動中。

●2部 トークセッション「障がい者の自立を考える」

1部の講師でもある斉藤 美穂さんに加え、障がい者の自立支援をされている一般社団法人ル・ミストラル 代表理事の大橋 恵子さん、パーソルサンクス株式会社 代表を務める 中村 淳の3者による熱いトークセッションが開催されました。

●登壇者紹介

大橋 恵子(おおはし けいこ)さん
ル・ミストラル 代表理事。
1982年から2003年まで横浜市立中学校教員を経て、2006年に株式会社髙島屋横浜店に入社。2015年に自立した生活を支援する「どりーむらいふ倶楽部」を立ち上げ、障がいのある方々の豊かな人生を応援するシェアハウスを運営。2017年、高島屋退社後、「豊かな人生の追求」を基本理念にしたグループホーム、一般社団法人 ル・ミストラル 代表理事に就任。

中村 淳(なかむら じゅん)
パーソルサンクス株式会社 代表取締役社長。
1990年にテンプスタッフ株式会社入社(新卒第1期)。2016年にパーソルサンクス株式会社 代表取締役社長に就任。「雇用の創造・人々の成長・社会貢献」の理念のもと、2006年に神奈川県横浜市との協業による「よこはま夢工房」を企画。知的障がいを持つ方を中心に、クッキーの製造事業を立上げ80名の新規雇用を創出。

今回のイベントを終え、参加者の方からは下記のようなコメントがありました。

「はじめてチョコレートを作りましたが、とても楽しかったです。家に帰ってまたチャレンジしたいです。」
「最初はとても不安でしたが、斉藤先生が丁寧に教えてくださったので、おいしいチョコレートを作ることができました。嬉しいです。」
「自立について考えさせられました。まずはできるところから、チャレンジしていきたいです。」

みなさん、それぞれにイベントを楽しまれました。


関連情報

「よこはま夢工房」の紹介ページはこちら

パーソルサンクス株式会社について

パーソルグループの特例子会社として、よこはま夢工房でのクッキー製造・販売をはじめ、とみおか繭工房での養蚕事業、スポーツ競技活動と就労の両立を支援するChallenged Athlete Support(障がい者アスリート支援制度)など、障がい者の自立および成長を広く支援しています。

取り組みに関するお問い合わせ

パーソルサンクス株式会社
TEL:03-6362-5781

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