男性育休推進部がイベント「育児パパめし」開催!料理を通じて家事・育児参加を後押し

8月14日、パーソルグループの有志コミュニティ「男性育休推進部」が、料理をテーマにしたイベント「育児パパめし」を企画し、ホームメイドクッキング日本橋教室にて開催しました。

パーソルグループでは、社内の男性の育児参画を後押しし、グループ全体で男性育休取得率100%を目指す取り組みを推進しています。その一環として2023年12月に有志コミュニティ「男性育休推進部」が発足。育児に関する困りごとや悩みの共有ができるコミュニティとしての活動に加え、これまでに体験型イベント「イクジアスロン大会」の開催や、2024年11月19日には「いい育児の日」×「国際男性デー」にちなみ、男性育休を推進する他企業とともに「パーソル 育児サミット2024」を実施してきました。

そんな男性育休推進部が、今回イベントのテーマに選んだのは「料理」。独自のアンケート結果から見えてきた課題をもとに、部員が自身の子どもの月齢に合わせたレシピを考案し、家族とともに調理しました。子どもたちの笑顔や家族同士の交流も見られ、男性が主体的に育児へ関わる意義を改めて考える場となった本イベントの一部をご紹介します。

目次

育児中の「料理」こそ、家族との関わりを深める入口に

開催に先駆け、オープニングでは本イベントの企画・主催を担当した「男性育休推進部」のメンバー金村 魁より開催の背景が語られました。

パーソルキャリア株式会社 プロダクト&マーケティング事業本部 エージェントソーシング推進部 エンタープライズグループ 金村 魁

そもそもイベントのきっかけとなったのは、月に1回行われている男性育休推進部の定例会で、「料理が苦手で困っている」「家族にもっと料理で貢献したい」といった声が多く挙がったことでした。

そこで配偶者・パートナーがいて子どもを持つグループ社員101名(男性51名、女性50名)を対象に、「男性育休推進部」が独自のアンケート調査を実施。その結果、家庭内の家事分担や料理に対する意識の傾向が見えてきました。

まず「家庭の中で自分が担っている家事の割合」について尋ねたところ、男性は「自分が4〜6割」と回答した層が49%と最多。一方で女性は「自分が6〜8割」「8〜10割」という高比率層が42%を占め、家事分担の実態と意識にズレがあることが浮き彫りになりました。

また、「最も苦手な家事」については男女ともに料理が上位に挙げられる一方、「パートナーにやってほしい家事」でも1位は「料理」。女性からはほかにも「掃除」や「子どもの世話」を望む声も目立ちますが、男女ともに料理を担ってほしいという期待が一致していたのです。

さらに、女性の72%が「パートナーが料理をしてくれてうれしかった」、育休中に料理を経験した男性の85%が「やってよかった」と回答し、94%が「もっとできるようになりたい」と感じていることからも、「料理」はパパがさらに家庭に貢献できる行動の一つであることが分かりました。

こうした背景を踏まえ、男性が家庭にかかわるきっかけとして「料理」に注目し、今回のイベント「育児パパめし」が企画されました。

金村に続き、助産師であり栄養コーチでもある中村 有香氏は、「料理は単なる家事ではなく、家族の健康やコミュニケーションの核にもなる行為です。特に育児期の食事づくりは、子どもの発達や親子の関係性にも影響する」と話しました。

また、栄養バランスを考えることの大切さに加え、「離乳食を食べさせようと頑張りすぎると、かえって子どもが食事を嫌がることもある」と注意を促し、その上で「大人が食卓を囲み、楽しそうに食べている姿を見せることが、子どもにとっては一番の学びになる」と、食べさせ方や雰囲気づくりの重要性にも触れました。

助産師 栄養コーチの中村 有香氏

【調理】親子で挑戦!笑顔と発見にあふれた調理のひととき

イベントには、パーソルグループの社員とその家族、合計28名が参加。そのうち9名のパパ社員が中心となり、料理をします。レシピを考案したのは、育休取得経験・育児経験を持つ4名のパパ社員。彼らをリーダーに、参加者は4つの班に分かれ、離乳食や幼児食、そして家族全員で楽しめるメニューを協力して調理しました。

エプロン姿のパパたちが、包丁を手に真剣な表情を見せます。「普段はほとんど料理をしないので緊張します」「子どもに喜んでもらえるようがんばります」と話し、初めての挑戦に戸惑いながらも前向きに取り組む姿が目立ちました。

子どもたちも、一緒になって材料を混ぜたり盛り付けを手伝ったりと積極的に参加。親子で協力しながら調理を進める様子をママたちが見守り、ときにはアドバイスを送る場面もあり、まさに家族総出での取り組みとなりました。

パーソルグループのジェンダーダイバーシティを推進するCGDO ジェンダーダイバーシティ委員会の委員長 喜多も会場に足を運び、パパ社員たちの奮闘を見守りながら、子どもたちと触れ合う姿を見せていました。

【実食】パパ社員による、工夫を凝らした4レシピ

完成したのは、それぞれの子どもの成長段階に合わせた工夫のあるレシピです。

金村 魁は、電車好きの息子を思い浮かべながら「親子で作る新幹線おにぎりプレート」を考案。ハンバーグにはすりおろしたニンジンを混ぜ込み、甘みを引き出すことで、食べやすさにも工夫を凝らしました。

三原 史寛は、手づかみで食べやすい「野菜カラフルパンケーキ」を提案。ビーツやホウレンソウ、トウモロコシのフリーズドライパウダーを生地に練り込み、彩りも鮮やかに仕上げました。

パーソルキャリア 金村 魁「親子で作る新幹線おにぎりプレート」
パーソルビジネスプロセスデザイン 三原 史寛「野菜カラフルパンケーキ」

夏らしい一品として登場したのは、河野 裕騎による「甘じょっぱい、ツナコーンそぼろ風そうめん盛り合わせ」。そうめんにツナとコーンを合わせ、甘辛い味付けで仕上げた、子どもにも食べやすい一皿です。

竹本 康彦は、好き嫌いの多い2歳児を思い「子どもが大好き!栄養たっぷりお好み焼き」を披露。野菜のみじん切りとひき肉を生地に練り込み、見た目にもおいしい一枚に仕上げました。

パーソルキャリア 河野 裕騎「甘じょっぱい、ツナコーンそぼろ風そうめん盛り合わせ」
パーソルクロステクノロジー 竹本 康彦「子どもが大好き!栄養たっぷりお好み焼き」

完成した料理を親子で囲みながら味わう時間は、まさに笑顔と会話が弾むひとときに。参加者からは「家でもぜひつくってみたい」「一緒に料理をする時間が、子どもとの大切な思い出になった」といった感想が寄せられました。さらに、今回はじめて子どもと一緒に調理するパパ社員たちも多く、「子どもがいることで注意しなければならない点が分かった」「一緒に料理する良い経験になった」とも語られ、料理を通じた育児参加の新しい気付きが広がっていました。

今回調理したレシピの詳細は、レシピブックとして公開しています。料理経験が浅い方でも手軽につくれるものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。

「パーソル男性育休推進部 育児パパめし レシピブック」はこちらから

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