
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社は、デジタルに特化した人材育成サービス

■サービスの概要
「人材開発サービス」は、3つのサービス、事業戦略と育成を接続する「人材育成コンサルティング」、デジタル人材の育成を支援する「Work Switch +DIGITAL」、自律的な学びを促す「まなおも~学びをおもしろく~」を軸としたサービスです。
「人材育成コンサルティング」は、企業の組織診断や人事データを活用し、ビジョンに沿った人材成長戦略を策定。育成プログラムの開発や、自律的学習を促進する仕組みづくりを行い、継続的な学びの環境を提供します。
「Work Switch +DIGITAL」は、単なるデジタル研修ではなく、インプットした知識を実務と連動しながらアウトプットすることで、実務に活かせるDXスキルを身につけてもらい、企業全体のDX推進を加速させます。
そして、「まなおも~学びをおもしろく~」は、遊びを通じて学習観を変え、自律的に学ぶ姿勢を育てることを目的としたプログラムで、より楽しく、実践的な学習体験を提供します。
これら3つのサービスを通じて、「個」と「組織」の成長をデザインし、実行まで伴走して持続可能な成長サイクルを生み出す、それが「人材開発サービス」です。
本記事では、パーソルワークスイッチコンサルティングで自律的な学習のデザイン・計画策定から研修・実行まで、一気通貫で支援することを掲げ、人材開発サービス事業を牽引する平野 萌(人材開発・ラーニングデザイン部 部長)に新たに「人材開発サービス」をスタートさせたきっかけから展望までを聞きました。

——7月から「人材開発サービス」がスタートしました。提供開始のきっかけを社会的背景とともに教えてください。
平野:企業を取り巻く環境はかつてないスピードで変化しています。テクノロジーの進化、生成AIサービスの登場、価値観の多様化、そして少子高齢化による労働力不足など、多くの要因が絡み合い、人材育成はこれまでのように企業が従業員に対して一方的に学びを与えるだけでは対応しきれない状況になってきています。
こうした中、カギとなるのは従業員一人ひとりの「自律的に学ぶ力
3つの強みで学びの定着と組織の成長を支援!
——「人材開発サービス」の特徴や強みを教えてください。
平野:大きな特徴として、次の3つが挙げられます。
1つ目は、「ラーニングデザイン」×「コンサルティング」で、各社に合わせた独自プログラムや研修の設計・提供が可能なことです。既存の研修パッケージではなく、企業の抱える課題や成長戦略に応じてカスタマイズが行えるので、より現場に即した形で学びを定着させることができます。「人材開発サービス」の3つの軸のうち必要なサービスだけを部分的に取り入れ、既存施策と組み合わせて活用することも可能です。
2つ目は、講師やファシリテーターが、実際にDX推進やBPR(業務改革)といった実務経験を持つコンサルタントであることです。私自身もコンサルタントとして多くの企業と向き合ってきました。さまざまな企業での課題解決実績・ノウハウを活かした“実践につながる学び”を提供します。
3つ目は、ビジョンに沿った人材成長戦略を策定し、一過性の学びで終わらない提案が可能なことです。研修で知識をインプットするだけでなく、学びの成果を可視化するためにスキルマップや行動評価システムを導入し、実践から定着まで伴走型で支援して、従業員が継続的に成長できる環境を整えます。また、育成にとどまらずMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定など幅広く提案が可能です。方針策定段階からかかわり、企業理念の策定から組織の未来設計まで一気通貫で支援します。
——どのような課題を抱える企業からの問い合わせが多いのですか?
平野:自律的な学習者育成やDX人材育成などに課題を抱える企業が多く、「採用の難易度が上がっている」という社会的な状況から「会社の方向性を変えたい」「今いる社員への育成を行っていきたい」というニーズが高まっています。また、企業が抱える人材育成の課題は各組織のフェーズや目指す方針によって異なりますし、改めて「自律的な学習者の育成」がカギになる、そう感じています。
——サービスを導入した企業からの反応はいかがでしょう?
平野:支援事例は多数あり、ありがたいことにどれも高評価をいただいています。
たとえば、最近ご関心・ご提供が増えてきている「まなおも~学びをおもしろく~」として、DXにあまり触れていない社員を対象に、DXを楽しく知るカードゲームのワークショップをご提供した際には、参加した方から「DXというとハードルが高いイメージでしたが、ゲームを通じて行うことでだいぶ身近に感じることができた」「ゲーム感覚でDX関連用語や内容が学べるので、アレルギーがある人や興味がない人に対しても取っ掛かりになると感じた」などの感想をいただきました。こうした声からも“学ぶおもしろさ”が自律的な学習者の育成のカギの一つになることを実感しています。

自律的学習文化を根付かせ、人事課題の解決へ
——今後、どのような展望を描かれていますか?
平野:「自律的な学習」の促進をより一層支援していきたいと考えています。
「人材開発サービス」の軸の一つ「まなおも~学びをおもしろく~」は、社員の自律的な学びを後押しするサービスとして直近に立ち上げました。学習を続ける上で重要なのは“内発的な動機づけ”と考えたからです。アプローチ法を模索し、“アソビ”や“おもしろい”にヒントを得て、実践と理論の両面から“学びをもっとおもしろくする”手法を確立しました。
私たちは幼いころ、アソビを通して学ぶことが多かったはずです。なので本来、学びは楽しいものであり、人生を豊かにするものであると考えています。“学びはもっとおもしろくていい”そんな価値観を広め、「人材開発サービス」全体としての展開に加え、その中の「まなおも~学びをおもしろく~」も社内外を問わず広く展開し、自律的な学習文化の醸成につなげていきたいと考えています。
——「人材開発サービス」を柱に目指す組織のあり方を教えてください。
平野:「人材開発サービス」を通じて「個」と「組織」の成長をデザインし、企業の中に持続可能な成長文化=自律的な学習文化を根付かせていきたいと考えています。
当社は「パーソルグループの人と組織の課題解決力を活かし、業務とテクノロジーコンサルティングで“はたらき方を転換”する」をミッションに掲げ、さまざまなコンサルティングサービスやタレントマネジメント支援と連携することで、企業が抱える幅広い経営・人事課題の解決に取り組んでいます。さらに、パーソルグループ全体での連携をより一層強化し、企業の事業成長へ貢献していきます。
当社サービスの中でも唯一、「人材開発サービス」は「個」へ直接アプローチ可能なサービスだと捉えています。「個」の力を最大化させるプロ集団として、単なる人材育成にとどまらず、はたらく喜びや幸せ、生きる豊かさを追求できる社会、つまりグループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現に寄与することを目指します。
*パーソルワークスイッチコンサルティングのサービスについてはこちらからご覧ください。
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。





