パーソルグループでは、理念体系の成り立ちやパーソルとして大事にしている価値観をまとめた「PERSOL CULTURE DECK（以下、カルチャーデック）」を制作しました。本記事ではその概要や見どころを、担当者の想いとともにご紹介します。
制作に至った背景
2023年5月「パーソルグループ中期経営計画2026」で、グループビジョン実現のため、ありたい姿として「“はたらくWell-being”創造カンパニー」となることを掲げたパーソルグループ。これまで経営理念、行動指針、グループビジョンの3つで構成されていた理念体系にも、ありたい姿が加わり4つの要素で成り立つ形となりました。
これをきっかけにパーソルグループ社員を含めたすべてのステークホルダーに向けて、理念体系に込められた意味や創業当時から引き継がれている大事な価値観を届けたいという想いのもと、カルチャーデックの制作をすることとなりました。理念体系をより深く知ることでパーソルが大事にしている想いに共感してもらい、さらに日々の業務や身近な取り組みに活かしてもらうことを目指しています。
カルチャーデックとは
企業の理念や大切にしている想いを分かりやすくまとめたもの。今回制作したカルチャーデックはWebで公開しており、パーソルグループ社員だけでなく、どなたでもご覧いただけます。
●理念体系を山登りにたとえた表現
理念体系の4つの要素それぞれにはどのような意味があり、どうつながっているのか、理念体系をイメージしやすいよう山登りに見立てています。登山の入口には、パーソルグループの創業の原点でもある経営理念、山頂までの道のりを示す行動指針、やがてたどり着く山頂はありたい姿、そして山頂から見える景色はグループビジョン。このように創業当時から受け継がれている想いやこれからパーソルが実現したいことなど、山を登るように体感できる内容となっています。
●隙間時間でも、ポイントをつかめるメインページ
忙しい日々を過ごす社員にとって、理念体系をじっくり理解する機会をつくることは難しいかもしれません。そんな社員にも、パーソルとして大事にしていることはぜひ知ってもらいたい。そのため４つの要素それぞれは、抑えてほしいポイントを絞り込みました。業務の合間でも読みやすく理解が深まる内容となっています。
●イラストや漫画で、誰でも楽しく読めるパーソルエピソード
経営理念の成り立ちやパーソルが大事にしている価値観を表すエピソードや場面を漫画やイラストで表現。パーソルグループの社員ではない方も気軽に読み進めることができます。読み進めていくと、仕事や今後のキャリアに活かせるヒントが見つかるはずです。
担当者に聞きました！～制作・公開に向けて～
カルチャーデックの企画・制作に携わったパーソルホールディングス株式会社の鈴木 崇之に、制作期間中大変だったことや、公開に向けた想いを聞きました。
鈴木 崇之
制作を始めた当初、理念体系の要素それぞれの定義は明確に答えられなくても、「はたらいて、笑おう。」や「“はたらくWell-being” 創造カンパニー」といったフレーズは知っている方が大半だろうと考えていたんです。だからこそカルチャーデックでは各要素の意味とつながりをしっかり描き、誰にでも伝わる形で表すことを意識しました。もちろんパーソルグループ社員ではない方々にも伝わることも大事ですし、文章が並ぶ教科書のようなコンテンツにはしたくなかったので、多くの方に興味を持って見てもらえるように工夫をしています。
制作期間はかなりタイトだったので、外部の制作会社や社内ステークホルダーとの調整は大変でした。経営理念や行動指針は創業当時からあるものですから、昔の役員会議の記録をさかのぼったり、社長の和田（パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO 和田 孝雄）へ直接ヒアリングしたり、泥臭い動きも多くて。そうして集まった素材をどうデザインに落とし込むのか、これもまた苦労しました。社内ルールや制約に準拠しつつ、掲載する文章、イラスト、漫画のセリフ一つひとつが、パーソルとして伝えたいこととずれないよう設計するのは、かなり難しかったですが、こうして多くの方に見てもらえる形となり良かったです。
ぜひこのカルチャーデックを開いて理解を深め、さらに共感をしてもらえたらうれしいです。いろんな場面で使っていただき、日々の業務や取り組みにも活かせることや自分なりの考え、新たな気付きを見つけるきっかけになれたらと思います。
＊カルチャーデックはこちらからご覧いただけます。
PERSOL CULTURE DECK
https://www.persol-group.co.jp/special/culturedeck/
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。
