採用課題を広告作品で解決!「第45回日本BtoB広告賞」金・銀をW受賞

パーソルキャリア株式会社は、「第45回日本BtoB広告賞2024」(※)の「映像部門<採用系映像>の部」において金賞、そしてウェブサイト<キャリア採用>の部において銀賞を受賞しました。

本記事では、6月5日に行われた表彰式典の様子、また受賞したそれぞれのチーム代表者に聞いた取り組み概要と今後の意気込みをご紹介します。

(※)日本BtoB広告賞
1980年より開催している、BtoB広告の普及および振興を図ることを目的としたBtoB広告作品のコンテスト。作品を通して展開される企業コミュニケーション活動と制作における総合技術の優れているものを表彰する取り組みです。第45回の募集部門は新聞広告、雑誌広告、ウェブサイトなど全17部門。合計456点もの作品が集まり、委員会による審査のもと各部門の入賞作品が決定しました。

表彰式典の様子

表彰式典は、東武ホテルレバント東京にて行われました。表彰式には、パーソルキャリアの増田 茂敏と仁木 俊輔が出席。壇上にて、主催者よりトロフィを受け取りました。

<受賞作品 概要>
●映像部門<採用系映像>の部 金賞
作品名:「WORKS STORY of DMW」
Webサイト:https://www.youtube.com/watch?v=R_1RWI0lY4w
広告主:株式会社電業社機械製作所
制作社:パーソルキャリア

●ウェブサイト部門<キャリア採用>の部 銀賞
作品名:人と仕事を伝えるWEBマガジン「UpToData」
Webサイト:https://www.nttdata.com/global/ja/recruit/uptodata/
広告主:株式会社NTTデータグループ
制作社:パーソルキャリア、株式会社ソーシャルデザイニング研究所

作品に込めた想いと今後の展望

作品名「WORKS STORY of DMW」で金賞を受賞した増田
作品名「人と仕事を伝えるWEBマガジン『UpToData』」で銀賞を受賞した仁木

──受賞おめでとうございます。今のお気持ちを教えてください。

増田:まず思ったのは「広告主や、パーソルキャリアの採用プロモーショングループ、外部のクリエイティブスタッフと一緒に作品をつくることができて、本当に良かった……」ということです。こうしたアウトプットは、周りの皆さんの力が集結しないとできないので。今回応募したのは新設の部門だったので情報が少ない分、コンセプトの言葉選びや広告による効果の裏付け調査も行いました。結果的に金賞を獲得できて、本当に良かったです。広告主である電業社機械製作所、そしてパーソルキャリアの採用プロモーショングループの認知と好感につながる素敵なニュースを世の中に発信できて、本当にうれしいです。

仁木:BtoB領域の制作業務に携わる人間として目標にしていた賞だったので、素直にうれしく思いました。この受賞は、プロジェクトに関わってくれた営業・デザイナー・ディレクター・開発会社、記事の制作にご協力いただいたライターやカメラマン、そして広告主の大きなお力添えがあって実現したものです。今後もこの受賞に恥じない仕事をしていきたいと思います。

──まずは、映像部門で金賞を受賞した作品について、増田さんに伺います。どのような映像作品なのか、教えてください。

増田:静岡県三島市の事業所で、風水力機械を製作する電業社機械製作所の採用課題に取り組んだものです。人材の採用難易度が高い今、少しでも会社と仕事に興味を持ってもらえる人を増やすため、印象に残る発信と職種認知の促進を主軸に考えました。他社との採用人数獲得競争に勝つため「普通の採用動画とちょっと違う」をコンセプトに、ファッション系映像監督を起用し制作。職種の認知については、技術者としてはたらく社員の生の声を届けられるように設計しました。その結果、求職者への調査では9割が会社に好印象を抱き、以前より8割も就職意向度が上昇しました。

──どのような点が評価されたのか、教えてください。

増田:一人の社員に焦点を絞り、その社員の実体験や想いに基づく語りで、テンポ良く進行していく点。余計な説明を省くことで没入感の高い映像になっていると、審査員から評価をいただいています。企業広告では多くの場合、あれも入れたい、これも入れたいとなってしまうのですが、この作品では主人公となる社員と同じ目線で、企業や仕事内容を体験できる。共感度の高い作品になっていると思います。

──今回の映像を制作する過程で、大切にしていたことを教えてください。

増田:知識や技術を活かす仕事のやりがいを分かりやすく、かつ魅力的に伝わるように、「doda」のコピーライターと組んで制作をしました。動画を視聴した方には、5年後の自分自身のはたらく姿を想い浮かべてもらいたい。そして、それが電業社機械製作所への応募のきっかけにつながってほしいと思っています。

──続いて銀賞を受賞したWebサイトについて、仁木さんに伺います。どのようなWebサイトを制作されたのでしょうか。

仁木:パーソルキャリアが2019年より企画・開発・運用のサポートをしているNTTデータグループのWebサイト「UpToData」を、2024年3月に採用オウンドメディアとしてリニューアルしました。「読者の知りたい情報軸」をベースに、転職意向やサイトの目的などに応じてカテゴリを考え、すでに公開されていた約300の記事コンテンツを再整理。ユーザーインターフェースはもちろん、ページに表示させるタグデータの再設計まで「採用×オウンドメディア」ならではの工夫を凝らしました。

──どのような点が評価されたのか、教えてください。

仁木:Webマガジンとの連動がとても良いとの講評をいただいています。ソリューションの数が多いNTTデータですが、多くの事例がとても見やすく紹介されているユーザーインターフェースであると、審査員からコメントがありました。また、サイトのカテゴリ分類やキーワードの使い方などは採用サイトとしてお手本にもなり、「データの会社」らしいビジュアルを使った分かりやすい採用ページになっているという評価もいただいています。

──Webサイトを制作する過程で、大切にしていたことを教えてください。

仁木:企業規模が大きく事業内容も多岐にわたるため、転職候補者へミクロなはたらく魅力を伝えることが課題でした。これに対し、仕事、キャリア、事業戦略、技術力、カルチャーの切り口を設定。常に新しいはたらく魅力を、現場から随時発信できるサイトにできました。

──最後に、お2人それぞれに伺います。今後の目標教えてください。

増田:機会があれば、このようなアワードの受賞を狙いたいですが、まずは「お客さまのため」に、採用を成功させるという結果を出し続けていきたいと思います。その先がまた、今回のような広告大賞の受賞につながっていると信じています。

仁木:一昔前、就職・転職において企業は「人材を選ぶ立場」でしたが、現在は「候補者に選ばれる立場」に大きく変わりつつある。このような中、企業が「推される企業」としてどう認知を獲得するかを考え、施策を実行するプロセスは重要性を増していくでしょう。今後もこのテーマに向き合い、お客さまに貢献していきたいです。

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。

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