好きな野球を仕事にした4人が本音を語る!「パーソル パ・リーグ大学」実施

スポーツという身近な存在から「はたらく」を考える、大学1、2年生向けのイベントを実施しました。

パーソルグループは、パシフィックリーグマーケティング株式会社とともに、スポーツというキーワードからビジネスに触れ、学生が自分自身のキャリアを真剣に考えるきっかけを提供するイベント「パーソル パ・リーグ大学 for dodaキャンパス」を、3月7日に実施しました。このイベントに参加するために、大阪や九州から来たという学生も。会場には約90名の大学生が集まりました。

目次

イベント内容

●講演「スポーツビジネスのまなぶとはたらく」
登壇者/パシフィックリーグマーケティング株式会社 園部 健二さん

冒頭に「働くのはいやだと思っている人は手を挙げてください」と呼びかけると、参加者の多くが手を挙げました。そのうえで、園部さんは自身の経験を交えながら「仕事さえ楽しければ、人生の大半は楽しい。自分の好きなことを仕事にすることが大事だ」と話しました。さらに「楽しく働くためには、自分が好きなものと得意なものを掛け合わせて仕事を選ぶことを考えてみてほしい。そうやって仕事を選んだ自分は今、仕事が本当に楽しい」といきいきと語りました。

●トークセッション
登壇者/株式会社楽天野球団 ボールパークエンターテインメント部 山本 澪さん、株式会社 北海道日本ハムファイターズ コンシューマビジネス部 藤田 真司さん、福岡ソフトバンクホークス株式会社 営業本部 衛藤 可南子さん

セッションは、WEBサービスを使い、参加者同士や参加者と登壇者が双方向にコミュニケーションを取るスタイルで進行しました。
登場した球団の若手スタッフ代表3名が、ファシリテーターの園部さんから質問があった「現在どのような仕事をしているか」「なぜ球団に入ったのか」「大学1、2年のときに何をしていたか」などに、エピソードを交えて答えた後、その場で参加者から寄せられた質問に回答しました。

●質疑応答(一部)
Q.高齢者や女性など、新しいファンづくりで工夫していることはありますか?
A.「お孫さんと一緒に来ると楽しい、ということを伝える機会を増やすと同時に、キッズ向けのサービスを拡充しています」(藤田さん)、「高齢者の方はお孫さんと一緒にいらっしゃる方が多いので、子ども向けの施策を行うことで、ファミリーとしてファンづくりしている点もありますね」(山本さん)、「タカガールデーはご存知ですか?女性入場者には『タカガールユニフォーム』がプレゼントされます。4月22日には東京ドームでタカガールデーを行うので、ぜひ見に来てほしいですね!」(衛藤さん)

Q.「仕事を野球にしてしまうと、趣味の野球観戦ができなくなってしまうなんてことはあるのでしょうか」
A.「自球団の試合は、仕事をしながら見ます。勉強も兼ねて他球団の試合にも行きます!」(山本さん)、「海外研修もあり、メジャーリーグなども行きます」(藤田さん)、「ショップでの仕事中は見られないことが多いです。土日休みの部署の人は、プライベートでも自球団や他球団の試合に行くこともあります」(衛藤さん)

最後は、3名から参加者へメッセージが贈られました。「時間がたくさんあるうちに、好きなことを追求してほしい」(衛藤さん)、「やりたいことを早く見つけると大学生活も充実するし、何をすべきかがわかるので、探してみてほしい」(藤田さん)、「『学生』という誰にでも会える肩書を持っている間に、会いたい大人にたくさん会いに行ってほしい」(山本さん)

まさに「はたらいて、笑おう。」を体現する、園部さん、山本さん、藤田さん、衛藤さんの4人の言葉から、参加者はさまざまなヒントを得ることができたようです。

「パーソル パ・リーグ大学 for dodaキャンパス」開催の背景

就職活動は、学生が短い期間に限られた情報で志望先を決めるスタイルが一般的です。学生自身のやりたいことや就職したい企業を探す時間は限られており、入社後に企業と学生の間でミスマッチが起こることも少なくありません。
そこで「dodaキャンパス」は、就職活動前の早いタイミングから学生に「はたらく」ことについて考えてもらう機会を提供しようと考えました。「スポーツ」という身近なテーマを通じてビジネスに触れるきっかけをつくり、やりたいことをどのように「はたらく」に繋げているのか、さらには「まなび」を活かすためにはどうしたらよいのか示唆を得られる場を目指します。

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