人の魅力を最大限に引き出す！さやまあやこさんの「パーソナルカラーセミナー」を開催！

「似合う色」を感性で判断するのはもう古い!?
パーソナルカラーの新理論「3つの色彩効果」で接客販売でのワードを増やし、売上を伸ばす。

パーソルキャリア株式会社が運営するファッション・アパレル業界専門の転職支援サービス、クリーデンスの「Fashion People+※」は、1月24日にファッション業界で働く方を対象に「『色の力で売る』接客販売のワードを増やす！パーソナルカラーセミナー」を東京で開催しました。
講師は、NPO日本パーソナルカラー協会の認定講師であり、「二度見美人クリエイター」として今、注目のさやまあやこさん。32名が参加する大盛況のセミナーとなりました。

※「Fashion People+」は、「ファッション業界に関わる人たちを元気にしたい！」という想いのもと発足した、クリーデンスが運営するプロジェクトです。「はたらく」を楽しみながら、自己実現・成長していくためのヒントとなるさまざまなイベントやセミナーを行っています。

パーソナルカラーとは

パーソナルカラーは、色の範囲を「４シーズン：春・夏・秋・冬」のグループに分け、その中から似合う色のグループをアドバイスするというものです。多くは、パーソナルカラー診断者の感性(=主観)で判断されますが、さやまさんが所属するNPO日本パーソナルカラー協会では、調査に基づいた理論的な裏付けのある「進化系パーソナルカラー」を提唱しています。

セミナー開催の背景

お客さまに満足していただける接客を行い、売り上げが伸びることは、販売員にとって誇らしく、とてもうれしいことです。それには、お客さまに商品をおすすめする際のワード増やすことも大切です。そこで、「色彩効果」を学んでお客さまに似合う色を理論的に説明できるようになり、会話をより充実させることで接客のスキルを上げ、ファッション業界での仕事を楽しんでもらいたいという想いから開催しました。

セミナー概要

カラーをきちんと学ぶには、数か月の時間が必要ですが、今回のセミナーは約90分。お客さまに商品をおすすめする際のワードを増やすために知っておくと良い、人の魅力を引き出す色彩効果の理論が3つにまとめて紹介されました。

1：「イエローベースとブルーベース（色相）の効果」
色相とは、赤、黄、緑、青といった色みの違いを表す言葉。パーソナルカラーでは、それぞれの色を「黄みに寄った色（イエローベース）」と、「青みに寄った色（ブルーベース）」に分類しており、それぞれが顔色に影響します。イエローベースには、血色をよく見せたり、健康的な印象に与える効果がある反面、膨張して見えがちであることが、そしてブルーベースには、顔がスッキリ見えたり、色白効果がある反面、寂しい印象になりがちであることなどが紹介されました。

2：「明暗（明度）の効果」
明暗とは、色の明るさのこと。明度の違いは「肌の明るさ」に影響を与え、明るめの色には顔を明るく見せる効果があり、暗めの色には顔を小さく見せる効果があることなどが紹介されました。

3：「清濁の効果」
清色（せいしょく）とはクリアな色、濁色（だくしょく）とは濁った色を指します。清色には皮膚をつややかに見せる（グロス感）効果があること、濁色には皮膚をなめらかに見せる（マット感）効果があることなどが伝授されました。さらには、清色や濁色の効果が出やすい衣料の素材も紹介されました。

最後は、「販売に役立つ色彩効果」として、お客さまの悩みを実例としてあげ、色彩効果での解決法が15パターン紹介されました。例えば、お客さまの悩みが「顔のくすみが気になる」であれば、「ブルーベースの明るい色でくすみを見えにくくすると良い」というものでした。

それぞれの色彩効果の説明の後には、数人ずつグループになった参加者に各色のドレープ（布）が配られ、実際に顔に当てて見え方を検証し合いました。

すぐに実践できるカラーの理論的な講義、そして自身で検証できたセミナーは、参加者の皆さんにとって大変有意義な時間となったようです。

参加者のコメント

「色の効果的な使い方などを知る事ができて良かったです。色についてさらに学びたくなりました」
「実際に自分たちで布をあてながら色による効果を見ることができたので、とても分かりやすかったし、面白かったです。接客ワードも増やせたと思います」
「パーソナルカラーという言葉はなんとなく知っていたのですが、今回きちんと学べてためになりました。すごく分かりやすいセミナーで良かったです」