韓国・東西大学校で日本就業希望者向けキャリア教育イベント実施!

パーソルキャリア株式会社の社会貢献活動である若年層向けキャリア教育支援プログラム「CAMP」は、5月30日、韓国の釜山にある東西大学校※で「日本の就職活動とはたらくについて考える」と題した90分のイベントを開催しました。当日の学生参加者は33名。講演は、パーソルキャリア株式会社で新卒採用部の責任者を務める佐藤 裕が行いました。

※東西大学校は、日本で就業希望の学生支援に力を入れている大学。韓国政府が中心となって推し進めている、韓国人材の海外就職支援プログラム「K-MOVE」に選定されています。

目次

「CAMP」とは

CAMP」は、「Career Activate Management Program」の略で、パーソルキャリアの現役人事として多くの学生と向き合ってきた佐藤 裕が2015年にスタートさせた、大学生を中心とした若者向けのキャリア教育支援活動です。韓国・釜山にある東西大学校での講演は、昨年に引き続き2回目です。

イベントの背景

韓国では、いま日本で就業する学生の支援を強化しています。
以前、韓国の政府イベントで講演経験がある佐藤 裕に声がかかり、学生に日本の文化やビジネスの特徴をはじめ、日本の社会や就活の「リアル」を知ってもらうべく開催することとなりました。

●講演者紹介

佐藤 裕(さとう ゆう)

パーソルキャリア株式会社の新卒採用責任者を務める傍ら、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員、関西学院大学フェロー、デジタルハリウッド大学の非常勤講師、BSジャパン「ジョブレボ!-Job life Revolution-」のコメンテーターとしての肩書きも持つ。2016年には、年間207本の講演・講義を実施。

これまで3万人以上の学生と接点を持ち、キャリア教育支援プログラム「CAMP」ではキャプテンも務める。活動はアジア各国での外国人学生支援にまで広がり、グローバルでも多くの講義を実施している。

実施プログラム

イベントは、「日本についてどんな印象がありますか?」という話からスタート。「言わなくても分かる」「場の空気を読む」といった日本ビジネスの特徴が紹介され、その後「市場 ~日本の現況、今後の未来~」「就活 ~韓国の就活と何が違うのか~」「開発 ~能力開発、座談会~」の3つの柱で講演や座談会が行われました。

●佐藤 裕の講演(約50分)

「市場 ~日本の現況、今後の未来~」では、労働人口の激減、AI時代の到来、リストラなど、日本の働く環境が変化し、いまは生き抜く力が求められる時代であることをレクチャー。

「就活 ~韓国の就活と何が違うのか~」では、日本の就職活動のリアルを紹介。評価のポイントは、経歴や経験ではなく、入社後早くに活躍できるかどうかであることなどが語られました。

「開発 ~能力開発、座談会~」では、日本だけでなく社会で活躍するためには、コミュニケーション力、印象力、伝達力などが大切であることなどが語られ、その後、日本のビジネスマンになんでも聞くことができる座談会が行われました。

●座談会(約30分)

1グループ約10名で3つのグループに分かれ、そこにCAMP CREWである社会人が1名ずつ加わり、座談会を行いました。
日本で働くことについての不安や疑問を、日本のビジネスマンにざっくばらんに質問できるチャンスとあって、どのグループも盛り上がっていました。
その後、佐藤 裕から学生たちへ「就活は人生の分岐点。社会が必要とする能力をつけて、日本での就活に臨んでほしい」というメッセージが贈られ、最後に質疑応答が行われました。

質疑応答では、多くの学生たちが挙手。90分のイベントは韓国の学生たちにとって、日本の社会のリアルを知り、知見を広げる学びの多い時間となったようです。


関連情報

「CAMP」についてはこちら

パーソルキャリア株式会社について

パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、就職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援などのサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

取り組みに関するお問い合わせ

パーソルキャリア株式会社 広報部
TEL:03-6757-4266
MAIL:pr@persol.co.jp

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