パーソルグループの株式会社ハウコムが、「健康経営優良法人2018(大規模法人部門)」(通称:ホワイト500)に認定され、2月20日に東京・有楽町にて行われた「健康経営アワード2018」に参加しました。
認定にあたっては、特に、健康保持・増進に対する全社方針の明文化や、情報開示の点において高く評価いただきました。これからも従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいきます。
健康経営優良法人認定制度とは
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を、経済産業省が主体となって顕彰する制度です。
健康経営優良法人の評価項目、認定基準は、経済産業省が事務局を務める次世代ヘルスケア産業協議会健康投資ワーキンググループにおいて定めています。
本制度では「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」を認定しています。これにより、健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」し、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的に評価を受けられる環境を整備することを目的に実施しています。
ハウコムの健康経営に関する取り組み
自社ホームページにて健康経営宣言を行い、健康経営推進体制を整え、健康課題および目標値の設定を行っています。
●健康経営推進体制
代表取締役社長である平林を「健康づくり責任者」とし、健康経営推進事務局を中心に産業医・保健師と連携をとりながら施策の検討および効果測定を行い、国内の各拠点に配置した推進担当者にて施策が実施・浸透されるよう推進しています。
また、この施策の実施状況や健康課題については、経営会議などでの報告やイントラネット上へ掲載することで、横断的に情報が共有されるよう推進しています。
●健康課題および目標値の設定
下記3項目を重点健康課題とし、2017年度の目標値を定め、各施策を推進しています。
(1)長時間労働の減少
時間外労働の見える化と管理監督者および従業員への教育を行うことで、1カ月あたり45時間を超過する時間外労働を行った社員の比率を、前年比25%減少させます。
(2)喫煙率の減少
禁煙に関しても啓蒙や禁煙外来にかかる費用を補助することで、喫煙率を約4%減少させます。
(3)高ストレス者の減少
従業員を対象としたセルフケア研修を、受講対象となる従業員の80%以上に実施することで、ストレスチェックでの高ストレス判定となる従業員の割合を減らします。
このほかに、運動機会の増進や食生活の改善についても、重点施策として取り組みを開始しています。
運動機会の増進については希望者への万歩計を貸し出し、各拠点周辺の歩数マップを掲示することで休憩中や勤務前後の運動を強化。「プラス1,500歩」と銘打って、1日の歩数がこれまでより「1,500歩」増えるよう推進しています。
食生活の改善としては、各拠点内に設置している自動販売機の商品ラインナップを見直して、無糖飲料・トクホ飲料などの割合を増やしたり、カロリー数を掲示することで食生活のスモールチェンジを推進しています。
関連情報
ハウコムの健康経営宣言はこちら
株式会社ハウコムについて ※2018年にパーソルワークスデザインに商号変更
パーソルグループの「派遣・BPOセグメント」のうち、ヘルプデスク・ITサポート、コールセンターなどを中心にビジネス プロセス アウトソーシングサービスを展開しています。