中学生がたったの90分でiOS用のおみくじアプリを作成。
パーソルテクノロジースタッフ株式会社は、5月23日に岐阜県から修学旅行で上京した神戸町立神戸中学校の生徒さんにパーソルテクノロジースタッフ本社にて職場体験学習を行い、iOSアプリ※をつくるエンジニア体験をしてもらいました。
※iOS(アイオーエス)アプリとは、米国アップル社のiOSを搭載するモバイル端末向けのアプリケーションソフトのこと。
背景
近年、中学校でもキャリア教育が注目され、修学旅行でも「学び」が重視される傾向にあります。パーソルテクノロジースタッフは「未来を担う子どもたちにプログラミングやエンジニアという仕事の楽しさを知ってもらいたい」という想いから、今回、修学旅行での職場体験の依頼を受け、実施することにしました。
職場体験に参加したのは、エンジニアという職業に興味を持つ6名の生徒さん。講師は、パーソルテクノロジースタッフの現役開発エンジニアである中原 久美が務めました。
授業内容
授業は、まずはじめにパーソルグループ、パーソルテクノロジースタッフについての説明が行われ、その後「エンジニア体験~iOSアプリをつくってみよう~」と題したプログラムで、プログラミングへの挑戦がスタート!約90分間で、Swift(スウィフト)という言語を用いて、プロのITエンジニアも使用するXcode(エックスコード)というツール上でアプリをつくっていきます。つくるのは、おみくじアプリ。画面上のボタンを押すとおみくじ結果として「大吉」などが表示されるものです。まずはアプリの画面デザインから始め、徐々にコードも記述していきます。
今回は3名ずつのチームに分かれてアプリを作成しました。まずは、実際にアプリをリリースする想定で、配信元となる自分たちの会社名を決めるところからスタート。
Xcodeは、メニューなどがすべて英語で記載されているため、デザイン画面の操作やはじめて書くプログラムコードに苦戦していましたが、講師のサポートを受けながらしっかりとプログラミング言語を書き込んでいました。
デザインをおこなう場面では、「もっとここを大きくしよう」「ここの文字は何色にしようかな?」などと、考えながら工夫をする生徒さんたち。真剣な表情が印象的でした。
授業が終盤を迎えるころには、6名全員が教わった基本的な操作でオリジナルのおみくじアプリを完成させ、アプリケーションを作動させて「わぁ!動いたぁ~!」と、大喜び。みなさん、楽しみながらプロブラミングを学び、修学旅行のよい思い出になったようです。
生徒さんからのコメント
「IT業界で働いてみたいと思っているので、すごく良い経験になりました」
「言語など難しそうに見えましたが、その言語の意味や、書き方のルールさえ覚えると、想像していたよりも簡単に思えました」
パーソルテクノロジースタッフでは、子どもたち向けに、楽しみながら仕事体験できる場を提供し、「はたらいて、笑おう。」の世界観を、より多くの方に感じていただく取り組みを行っています。