「Tokyo Pride 2025」に協賛!ブースでは、「みんながCEO!自分らしい“はたらく”を自由に描こう」を実施!

パーソルグループは、アジア最大級のLGBTQ+関連イベント「Tokyo Pride(旧:Tokyo Rainbow Pride)(※1)」にシルバースポンサーとして協賛し、「プライドフェスティバル」の開催された6月7日、8日の2日間、会場である代々木公園にブースを出展。8日には「プライドパレード」に参加しました。

●参加の背景
パーソルグループでは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指し、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)を推進しています。その一環として、LGBTQ+当事者の方への支援にも取り組んでおり、Tokyo Prideには2020年から協賛を続けてきました。また、社内の取り組みとしても、2025年4月、LGBTQ+当事者の社員を対象とした制度や支援を拡充しています。今年も、「Tokyo Pride 2025」を運営する東京レインボープライドが掲げる、「多様な性のあり方を前提とし、誰もが『らしく、たのしく、ほこらしく』生きられる、Happy!な社会の実現を目指す」という考えに賛同し、シルバースポンサーとしてブース出展やパレードに参加することを決定いたしました。

本記事では「Tokyo Pride 2025」への参加の様子と、出展ブースのリーダーを務めた月花 麻紀子(パーソルネクステージ株式会社 コーポレート人事本部)に聞いた、ブース運営を通して感じたことや、今後の意気込みなどについてご紹介します。

目次

プライドフェスティバル当日の様子

ブース出展

今年は、「みんながCEO!自分らしい“はたらく”を自由に描こう」をコンセプトにした体験ブースを出展!このコンセプトには、多くの人が「今よりもっと自分らしい“はたらく”を実現するには、どのような環境や制度、ルール、風土が必要なのか」を考えるきっかけにしてもらいたいという想いがこめられています。
当日のブース運営には、約70名のパーソル社員がボランティアスタッフ(以下、スタッフ)として参加しました。

●ブース来場者約3,300名による“はたらく”ビジョンボードが完成!
ブースには大きなボード(以下、ビジョンボード)を設置し、来場者の方々に“自分がCEOだったら、どんなはたらくルールをつくりたいか”を描き込んでもらいました。1日目から来場者は途切れることなく続き、ビジョンボードはあっという間に多様な“はたらく”に関する“想い”でいっぱいに!最終的には、約3,300人の“想い”でカラフルに彩られました。

パレード参加

6月8日に行われたパレードには、グループのLGBTQ+アライコミュニティのメンバーや社内募集で集まった約30名が参加。パーソル社員の有志がデザインした、「はたらいて、笑おう。」と描かれたレインボーの横断幕とフラッグを手に、会社の垣根を越えてパーソルグループとして一体となって行進をしました。
代々木公園を出発し、渋谷・原宿の街を約1時間かけて歩いたパレード。沿道からは、たくさんの人から「Happy Pride!」といった声援や、手を振っての応援が寄せられました。レインボーフラッグを飾っている沿道のお店も多く、街一体が“差別や偏見のない社会を目指す”という想いで一つになっているように感じられました。

パレードが終わったあとにみんなで!

ショートインタビュー

ブースリーダー 月花 麻紀子に聞きました!~ブース運営で感じたことから展望まで~

<月花 麻紀子 プロフィール>
パーソルネクステージ コーポレート管理本部 人事総務室。パーソルグループの課外活動「みんなの部活」(※2)中の一つ、「ALLY部-性的マイノリティを支援·応援するコミュニティ-」の部長

——2日間に渡るブース出展、お疲れさまでした。ブースリーダーとなられたのははじめてだと伺っています。今のお気持ちを教えてください。

月花:2日間、無事に終えることができ、ほっとしています。今(6月18日現在)も、会場の盛り上がりや充実感の余韻が残っています。さまざまなグループ会社から70名以上の有志のボランティアが集まり、その人数にも驚きましたが、皆さんが活き活きと楽しそうに活動されていたのがとても印象的で、会社の垣根をこえて力を合わせる「ONE PEROSL」の一体感を強く感じました。
また、有志のボランティアは例年、何かしらのALLYのコミュニティに所属している方が中心だったのですが、今年はパーソルグループにジョインしたばかりの方も多く、LGBTQ+やALLY(※3)への関心の高さ、広がりを感じました。

——ブースリーダーには立候補されたと伺いました。立候補しようと思った理由や背景を教えていただけますか?

月花:2022年にパーソルがはじめてTokyo Prideにブースを出展してから、毎年スタッフとして携わってきて、今年で4回目の参加でした。スタッフとしての参加でも得られるものは大きいのですが、今年は「ALLY部-性的マイノリティを支援·応援するコミュニティ-」の部長として直接たくさんの方とお会いして一緒にブースを盛り上げたい、運営の役に立ちたい、と思い立候補しました。
多くの来場者の方々にブースのコンセプトやパーソルへの関心をより持っていただけた、活気のあるブース運営ができたと感じています。

——来場者の方の反応はいかがでしたか?パーソルにどのようなことを期待されていると感じましたか?

月花:「みんながCEO!自分らしい“はたらく”を自由に描こう」というコンセプトには、皆さん関心を持ってくださいました。「ぜひ社長になって、こんな会社にしたい、こんな制度をつくりたい」をいう想いをビジョンボードに書いていってください!」と声をかけると、「書きたいー!」「面白そう!!」と、順番待ちの列が長くできるほどでした。
来場者の方との会話や、ビジョンボードに書かれていること、アンケート(下に記載)などから、パーソルには、「こんなはたらき方をしたい」「自分らしくありたい」「こんな制度がほしい」が現実になる、「自分らしくいられる社会」の実現を期待されているように感じました。

——今後の意気込みを教えてください!

月花:今回、過去一番の大きな反響があったのではないかと感じています。そして、ビジョンボードのさまざまな“ほしいルール”やアンケート結果などから、多くの方がはたらく上で制約を感じていたり、理想と現実とのギャップに悩んでいたりすることを実感しました。
ALLYを広げることは私にとってライフワークです。これからも自身の価値観や常識をアップデートし続けていくとともに、一人でも多くの人が“自分らしくいられる時間や場所”をつくる一助でありたいと思います。

ボランティア3人の声

ブース運営に携わった3人のスタッフにもイベントへの参加理由や感想を聞いてみました!

三浦 安佳音(パーソルプロセスビジネスデザイン)
パーソルブースの壁はあっという間にカラフルな言葉でいっぱいになり、参加者の熱い想いを感じました。DEI推進により興味を持つきっかけとなり、また来年もこのイベントで皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

中熊 彩(パーソルキャリア)
一度きりの人生だからこそ、自分らしく生きる・はたらくことを選べる社会であってほしい。そんな想いで参加しました。あの空間にあふれていた笑顔が、当たり前になる世の中でありますように。

中山 めぐみ(パーソルコミュニケーションサービス)
初のブースボランティアとして呼込みやノベルティを担当しました。多様な来場者と直接会話し、各々の想いに触れる中で、多様性について改めて考えさせられました。リアルな交流により視野も広がりました。またパーソルグループの仲間と共通の想いでつながれたことが大きな収穫です!

“はたらく”に関するアンケートを公開!

当日、ブースでは来場者にアンケートを実施!「仕事を探すときに求めたいサポートは?」「はたらく企業に求めたいサポートは?」という2つの質問に対して、あらかじめ用意した答えの中から2つを選んでもらう形式のアンケートを実施しました。
結果は下の図の通り。「仕事を探すときに求めたいサポート」では、「自分らしい名前や服装で活動できるよう、応募先企業へはたらきかけるサービスがある」が最多に。そして、「はたらく企業に求めたいサポート」では「LGBTQ+の従業員に配慮した人事制度・福利厚生が整備されている(パートナーシップ制度など)」が最も多く選ばれました。


(※1)Tokyo Prideは、今年で14回目を迎えるアジア最大級のLGBTQ+イベントです。今年からは、「Tokyo Pride」へと名称を変更し、LGBTQ+コミュニティが直面している人権課題だけでなく、女性、障害、人種、就業機会など、重なり合うさまざまな人権課題の解決を目指す、より広い視点へのイベントへと進化しています。
(※2)2019年よりグループ横断での取り組みとして開始された、パーソルグループ社員であれば誰でも参加できるコミュニティ。
(※3)LGBT当事者への理解・支援を表明する人たちのこと。

パーソルグループでは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」実現のために、性的マイノリティを含むあらゆる人々が自分らしく活躍できる組織を目指しています。性別、性的指向、性自認、性表現、年齢、人種、国籍、信条、宗教、障害などのさまざまな違いを尊重し、それらの違いを積極的に活かしていくことが大切であると考え、パーソルグループ行動規範および人権方針を定めて社内に周知するとともに、今後も社内外に向けさまざまな取り組みを行っていきます。

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。

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