
パーソルグループは10月10日、グループ社員が一堂に集う「パーソルグループ社員総会2025」(以下、社員総会)をオンラインで開催しました。毎年10月に開催している社員総会ですが、今年は、「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」の5W1Hをもとに、⾏動する(I do!)が、コンセプト。グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現に向けて、より考えて行動する、『考動』へ一丸となっていきたいという想いを込めました。パーソルグループの経営理念・行動指針・ありたい姿・グループビジョンを参加者全員で感じ、それぞれの想いを共有し合う時間を過ごした当日の様子を抜粋してご紹介します。
2025年のパーソルは行動から「考動」へ。
今年の社員総会は、パーソルの理念体系への共感を高めつつ、「2030年に100万人のより良い“はたらく機会”の創出」に向けて、今私たちは何ができるのかを思考してもらうため、それぞれのコンテンツを「5W1H」に照らし合わせながら、過ごす時間を演出しました。さらに登壇するプレゼンターの想いやリアルな情感をXR技術を使って視覚的にも盛り上げました。そして司会のミイダス株式会社の唐澤 幸太、パーソルクロステクノロジー株式会社の柏谷 飛鳥の2名が2時間半を進行しました。


Top Presentation:人の可能性を広げるテクノロジーで「はたらく」の質を高め、社会課題の解決と成長の両立へ
最初のコンテンツは、パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO 和田 孝雄によるプレゼンテーションです。今年の社員総会のテーマに沿って、自ら行動していくことの重要性を自身の失敗談も織り交ぜながら、自らの信条である「不易流行」について語ります。現中期経営計画を振り返りつつ、目まぐるしい市場変化が予測される中でのカギは「AI」であるとし、変化を自らが先導していく必然性とそれによって見える世界を社員へ伝え、さらに、欧米市場で急速に成長しているAIドリブンの人材派遣プラットフォーマー「Gojob」がパーソルの仲間入りしたことを改めて報告。今後欧米へのサービス展開へ向けての意欲とテクノロジードリブンの加速化について語りました。「パーソルグループが世の中になくてはならない存在であり続け、社会に価値を提供し続ける企業であること、その一員であることに誇りをもって、皆さんとこれからも成長を楽しんでいきたいと思います。“はたらいて、笑おう。”の社会を実現しましょう」と締めくくりました。


事業の社会的意義を実感する「PERSOL Group Awards 2025」視聴者全員の投票で「Top of MVP」決定
「はたらいて、笑おう。」に貢献した社員及びプロジェクトに贈られる「PERSOL Group Awards 2025」。各SBU(Strategic Business Unit)/FU(Function Unit)から選出された21名の受賞者のうち、社員総会では7名のMVP受賞者の仕事内容を通して、 パーソルの事業の社会的意義について感じてもらうとともに、MVPの中から投票でTop of MVPを決定しました。
7名のプレゼンテーションは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現のため、それぞれが意識した5つの「行動指針」を示しながら5分間で行われ、その間チャット欄には感想や賞賛が飛び交いました。
全7名のMVPのプレゼン終了後は、ライブ視聴している約30,000人社員の投票と事前投票で「TOP of MVP」が決定します。発表を待つ間に、各SBU/FU長がMVP、VP2名への賞賛コメントが贈られました。







TOP of MVPはCareer SBU パーソルキャリア株式会社の洪 鵬が受賞。和田から賞状とパーソルの「P」をかたどったトロフィーが授与されました。授賞コメントではこれまで支えてくれた多くの方たちへの感謝とともに「この成果はこの会社だったからこそ実現できた。私たちの仕事は誰かの人生を変え、会社を動かし、社会を変革する──それこそが私たちの本当の力です。私の小さなストーリーが、皆さんのストーリーとつながって、パーソルの大きなストーリーになっていくことを願っています。この場に立っていない方々も含めて、この賞をパーソルの皆さんに捧げたい」と込み上げる想いを抑えながら語りました。


社員のエピソードをショートドラマに!My “I do!” Story
これまではたらいてきた中で「仕事への向き合い⽅が変わった瞬間」、「成⻑を実感した瞬間」などをテーマに、グループ内で公募した仕事体験談をドラマ仕⽴てで再現。多数応募の中から選ばれた2つのエピソードが上映されました。このプロジェクトのドラマプロデューサーは、Netflix『全裸監督』を⼿掛けたことでも知られるたちばな やすひと氏。エピソード採⽤者の⽅には脚本づくりに協⼒してもらい、実話に基づいた内容にこだわって制作されました。ショートドラマのオンエアのあと、視聴者にはドラマに関するクイズが出題され、エピソードの提供者であるパーソルテンプスタッフ株式会社 稲葉 委久と、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社 高橋 泰千と一緒に、視聴している社員からチャットで寄せられた答えを振り返ります。答え合わせとともに、当時の想いやそれぞれの「はたらく」についてなどを語りました。ドラマの答えは一つですが、視聴者それぞれの「I do!」について、インタラクティブに考え意見交換をする時間になりました。




さあ、来年に向けて進み始めよう!10周年となる2026年のパーソルへ
パーソルグループがブランドを発表して、2026年に10周年を迎えます。10年という節目に、これまでの道のりに想いを馳せながら、未来への「I do!」を考えていく後押しにと、社員の一歩踏み出すアクションの一助となる社員参加型の企画が発表されました。「みんなでつくる、10周年ロゴ!」略して「みんロゴ!」と、「パーソルのアプ活」です。「みんロゴ!」は仲間と一緒に、「パーソルらしさ」や「はたらいて、笑おう。」について考えながら、パーソルの10周年を祝うロゴを制作をするワークショップです。「パーソルのアプ活」は、グループ各社の社員が一緒になり、普段出会えないパーソルの仲間と、等身大で語り合う、3日間の交流型セッション。発表後に特設サイトで参加者の募集がスタートし、続々と応募が集まっています。10周年のパーソルを盛り上げる仲間たちがさっそく「I do!」し始めています。
そして最後は「パーソルグループはこれからますます挑戦をしていきますし、成長もしていきます。世の中により良い大きな貢献をしていきます。皆さん自身もパーソルではたらくことの意義や誇り、パーソルに集ってくれる方々を“はたらいて、笑おう。”の世界につなげていく、そういう取り組みを一緒にやっていきましょう」と、和田からのメッセージで締めくくりました。


参加者の感想
「パーソルグループ社員総会2025」は、約1カ月間の社内限定で動画視聴が可能で、当日参加できなかった社員にも広く展開しています。すでに集まっている視聴後のアンケートを少しだけご紹介します。
和田さんのプレゼンを聞くことで、これからパーソルグループ全体がどのような意識を持って、進んでいくのか理解することができた
実現するための道にも、誰とするのか、誰のためにするのか、何ができるのか、常に考えるべきなのだと感じた
和田さんの変化を自らの手で先導する、という言葉に、もっと自分もAIに触れ続けないといけないという意識が芽生えた
常に顧客志向、顧客視線を持ち続けることがサービスの向上につながると思いました
自分が今携わっている仕事も、誰かの人生を変える力がある仕事なのだと、改めて意識の変化がありました。日々の自分の仕事に対して高い意識を持ち、やりがいを持って取り組むことができれば、自然と行動も変わり、「はたらいて、笑おう。」に一歩近づけるのではないかと思っています
おまけ
今年の社員総会は、各SBU/FU長をはじめ、多くの社員の協力により開催することができました。当日の配信会場に集った社員たちのオフショットを少しだけお見せします!


























パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。