「東京レインボープライド2024」に協賛!約4,000人の想いでオフィスを彩る

パーソルグループは、アジア最大級のLGBTQ+関連イベント「東京レインボープライド2024」に誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を目指した活動の一環で、スポンサーとして協賛し、4月20、21日の2日間、会場である代々木公園にブースを出展しました。(4月19日は強風のためイベント開催中止)
また、今回の東京レインボープライド2024への出展をきっかけに、社内外の性的マイノリティ(性的指向および性自認)に対する理解につなげるため、さまざまな取り組みを行いました。
本記事では「東京レインボープライド2024」に向けて実施された事前の取り組みとイベント当日の様子を一部ご紹介します。

目次

事前の取り組み

■性的マイノリティに関する研修資料を社外に無償公開
性的マイノリティに関する理解を深め、自身の日常の行動を振り返ることを目的に作成した、パーソルグループの社内研修資料を無償公開しました。
一人ひとりが尊重される社会に向け、「多様な性のあり方」を学ぶ

性的マイノリティに関する基礎知識や、今日から自分自身が始められることを理解できる研修資料となっており、各企業・団体でのダイバーシティに関わる研修や勉強会、性的マイノリティについての理解を深めたい個人の方など、どなたにもご利用いただける資料です。

■グループ内オンラインイベントの開催
パーソルグループでは毎月「みんなでDEIを考えるかい(通称みんでぃ)」というオンラインイベントを実施し、さまざまな切り口からDEIについて考える機会を社員に提供しています。
そこで、今回は、「徹底討論 性的マイノリティ、マジョリティそれぞれが日々考えていること」をテーマにイベントを開催。当日は、200名ほどの参加者が集まり、アライコミュニティ(※1)活動に積極的な社員3名がパネルディスカッション形式でそれぞれの想いを語り、その後参加者からの質疑応答を受けました。
(※1)性的マイノリティの当事者に限らず、性的マイノリティを理解し、支援することを目的に活動を行う団体

左から順に
大浦 征也(パーソルイノベーション 代表取締役社長)
信岡 昂平(パーソルキャリア リクルーティングアドバイザー)
安岡 忍(パーソルテンプスタッフSBUコミュニケーション部 部長)

登壇者へは、「身近な方からカミングアウトされたときに自身がどのような反応をしてしまうのか不安です。意識していること、気を付けることがあれば教えてください。」「自分自身について、または第三者についてアウティング(※2)する現場を見た際に、相手への注意の仕方の良い方法を知りたいです。」などの質問が投げかけられ、登壇者だけではなく参加者のチャットも非常に盛り上がりました。
登壇者から、「カミングアウトには勇気がいることだから、まずはありがとうと伝えて、受け入れることが大切」という発言があると、「自分もありがとうを伝えたい。聞く姿勢を大切にしたい。」などの共感するコメントや参加者自身が大切にしていることなどがチャットで寄せられていました。
(※2)本人の同意を得ずに、性的指向や性自認を第三者に公に暴露すること

東京レインボープライド当日の様子

■真っ白なオフィスを、一人ひとりの想いでカラフルに彩る
今年の東京レインボープライドでは、パーソルグループ内のアライコミュニティや有志のボランティアによる運営のもと、「チャレンジ!~自分らしさでオフィスを彩ろう!~」をコンセプトにブースを出展。人と組織に関わる多様なサービスで「はたらく」をサポートするグループの強みを活かし、はたらく仲間や環境をイメージしやすいように、オフィスをモチーフとしました。来場者には、「自分らしくはたらくために、変えたいこと、挑戦したいことは?」、「『らしく、たのしく、ほこらしく』あるために頑張っている方への応援メッセージはありますか?」という2つの質問に対してメッセージを書き込んでもらいました。真っ白なオフィス(=画一的な“はたらく”)が、一人ひとりのメッセージで彩られ、「その人らしい“はたらく”」を表すカラフルなオフィスに。それぞれが希望や想いを込めて書き込んだメッセージをじっくり読み込む方や、夢中になってペンを走らせるお子さんたちの姿がとても印象的でした。
また、グループ各社から総勢65名のボランティアスタッフが集まり、日常業務ではなかなか顔を合わせることの少ない社員同士が会社や役職の垣根を越えた交流をすることができました。

カラフルなペンやステッカーで彩られたオフィス
希望が詰まったメッセージであふれました
各社の経営陣も参加
家族やパートナーと来場してくれる社員もたくさん
天気にも恵まれ、たくさんの来場者でカラフルなオフィスが完成しました

イベント後の取り組み

■作成したオフィスを本社にて展示
イベント当日に使用したデスクやモニターは、廃棄予定や中古品を利用しましたが、イベントの終了とともに終わりではなく、後日パーソルホールディングス本社に展示。足を止めてメッセージを読み込む人の姿も見られました。

当日の来場が難しかった社員もイベントの様子を味わえる

■プライド月間にあわせて、LGBTQ+をテーマにした連合広告に協賛
LGBTQ+などマイノリティの方々にとってはたらきやすい環境づくりを前進させ、より良い社会をつくることに賛同する企業連合が6月1日の日本経済新聞へ広告を掲載しました。
「みんなで一緒に学んでいくキッカケを提供する」ことをテーマに、PRIDE ACTION30と題して「プライド月間の30日間、一人ひとりが始められる行動」をご紹介しています。
リリース https://www.persol-group.co.jp/news/20240603_01/

「Pride Action30」特設サイト
特定非営利活動法人プライドハウス東京 https://pridehouse.jp/prideaction
パナソニック コネクト株式会社 https://connect.panasonic.com/jp-ja/brand/prideaction

パーソルグループでは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」実現のために、性的マイノリティを含むあらゆる人々が自分らしく活躍できる組織を目指しています。性別、性的指向、性自認、性表現、年齢、人種、国籍、信条、宗教、障害などのさまざまな違いを尊重し、それらの違いを積極的に活かしていくことが大切であると考え、パーソルグループ行動規範および人権方針を定めて社内に周知するとともに、今後も社内外に向けさまざまな取り組みを行っていきます。

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。

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