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パーソルグループは『はたらくWell-being AWARDS by PERSOL』を3月27日に開催しました。『はたらくWell-being AWARDS by PERSOL』は、自らのキャリアを主体的に描き、選んで行動した結果、この1年間でもっとも“はたらくWell-being”を体現していた方に贈るアワードです。
*特設サイトはこちら
本記事では、アワード当日の様子を中心にご紹介します。
■「はたらくWell-being AWARDS 2024」プログラム
18:30~18:45 授賞式
18:50~19:30 トークセッション
(選考委員:前野 隆司さん、長谷川 ミラさん 受賞者:澤 正史さん、バブリーさん)
19:35~20:15 トークセッション
(選考委員:安田 雅彦さん、前田 有紀さん 受賞者:中西 裕太郎さん、工藤 萌さん)
20:15~21:00 アフターパーティー
2023年に最も“はたらくWell-being”を体現した4名を表彰
本アワードは、“はたらくWell-being”を体現し、その先にある笑顔を社会の力に変えた方を表彰することで、
一人でも多くの方々が自身の“はたらくWell-being”について、考えるきっかけが生まれることを目的としています。
今年の受賞者(五十音順)
工藤 萌(くどう もえ)さん:株式会社スープストックトーキョーの取締役で「世の中の体温をあげる」という理念の実現に取り組む
澤 正史(さわ まさふみ)さん:外資系企業から新潟県三条市CMOに転身、1年半で三条市ふるさと納税の寄付額7億円を50億円に伸ばす
竹野 理香子(たけの りかこ)さん:企業や団体にギャルを送り込む「ギャル式ブレスト®︎」やギャルマインドの社会実装を目指した制作事業「ギャル式スタジオ」を展開している。呼称はバブリー(以下、バブリー)。
中西 裕太郎(なかにし ゆうたろう)さん:プロサッカー選手を目指した高校時代に病気で夢を絶たれた原体験を持ち、現在は起業家としてスポーツに貢献する
受賞式では、パーソルホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEOの和田 孝雄より記念トロフィーが授与されました。
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“はたらくWell-being”を考えるトークセッション開催
受賞式後、受賞者4名に加え、選考委員を務めた前野 隆司さん(慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長)、長谷川 ミラさん(モデル)、安田 雅彦さん(株式会社We are the People代表)、前田 有紀さん(フローリスト)が登壇するスペシャルトークセッションを開催。「“はたらくWell-being”ってなんだ? 『ふつう』のはたらき方の落とし穴」、「仕事と人生の満足度をあげる『時間』と『人間関係』の考え方」というテーマでそれぞれ議論が交わされました。長谷川さんには今回のトークセッションの司会も務めていただきました。
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左から、長谷川さん、前野さん、澤さん、バブリーさん
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日本の企業はまだまだWell-beingに対する意識が低いと思いますか?
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社員のWell-beingが高いと株価が高い、企業価値も高い、利益も高い、という研究結果が出ています。欧米では社員のWell-beingを考えていない企業はありません。しかし、日本は「仕事は苦しくてもやるもんだ」という根性論がまだ残っている。
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根性は大切だと思います。ただ世の中は多様化しているので、根性を出して全然違う方向へ突っ走ってしまえば我々も不幸になるし、社会全体も不幸になります。正しい方向に適切な根性を発揮することが大切なんじゃないかなと思います。
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なぜ今、Well-beingが注目されているのか?なぜ日本はWell-beingを求めているのでしょうか?
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私がクライアントとお話させていただく時に「会社の中で自分らしくいられない」という声を耳にすることが多いです。会社の中では、多くの人が地位や役職に応じて周囲から期待されている人格を演じているように感じています。演じている自分と本来の自分、そのギャップがどんどん広がっているような気がします。
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左から、前田さん、安田さん、工藤さん、中西さん
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皆さんの「『時間の使い方』『人との関わり方』に関するマイルール」について教えてください。
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「好きなことしかしない」です。自分の選択の意味だったり使命だったりを考えています。時間や人との関係性もなんのためなのかを考えることをしています。
時間の使い方についてもゲームのように考えているところがあります。「ワークインライフ」という考え方を持っていて、生活の中に仕事がある。それくらい仕事が好き。楽しい仕事しかしない。家族を巻き込むような形で仕事を進めています。
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工藤さんと似ていますが、ぼくは「嫌なことに時間を使わない。嫌な人と関わらない」ということを心がけています。ただ、これは組織ではたらく上ではなかなか難しいですよね。会社に勤務していて「それは嫌なのでやりません」なんてなかなか言えないわけですよ。ですので、結局やるのであれば、その行為が自分の中でどういう意味を持つのかよく考えて、「消化する」「受け入れる」ことが大切なのだと思います。嫌々やることはそれこそ時間の浪費ですからね。将来から逆算して今の時間にどのような意味があるのかを考えることが大切です。周囲に提供する価値と自分がこうありたいと願う姿の接点を増やす。完全一致はありません。お互いに歩み寄ることが大切です。
なお、トークセッションの様子は4月中旬にオリジナル番組としてNewsPicks上(https://newspicks.com/programs/)で配信予定です。
“はたらくWell-being”をともに考えるコミュニティ形成を目指す
トークセッションが終了したあとに開催されたアフターパーティーでは、受賞者や選考委員とともに、一般応募で参加した出席者が5つのテーマごとに分けられたブースで情報交換。それぞれ親睦を深めました。
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なお、アフターパーティーでは、パーソルグループが運営するオンラインコミュニティ「はたらくWell-being Lab.」についての紹介がありました。
「はたらくWell-being Lab.」は“はたらくWell-being”について知見を深め、仲間とともに自身のはたらき方を考えるコミュニティです。『はたらくWell-being AWARDS 2024』開催後も、「はたらくWell-being Lab.」の運営を介し、パーソルグループは‟はたらくWell-being”を社会実装するための取り組みをしていきます。
「はたらくWell-being Lab.」への入会申請はこちら:https://www.persol-group.co.jp/sustainability/well-being/community/
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。