男性育休を応援する「男性育休サポーターズ」の発足式を開催!おむつ替え選手権も実施

パーソルグループの課外活動「みんなの部活(※1)」の中の一つ「男性育休推進部」は、「み(3)んなで育休(19)」にちなんで、3月19日に男性育休を応援する社員で結成する「男性育休サポーターズ」の発足式を開催。発足式では、男性育休サポーターズによる応援宣言のほか、助産師によるおむつ替え講習会や、おむつ替えにかかる時間や技術を競う「おむつ替え選手権」も実施しました。

(※1)みんなの部活は、2019年よりグループ横断での取り組みとして開始された、パーソルグループ社員であれば誰でも参加できるコミュニティです。

■「男性育休推進部」および「男性育休サポーターズ」発足背景
2023年11月19日の「いい育児の日」に向けてパーソルホールディングスが実施した「男性育休に関する本音調査」で、会社や周りへの罪悪感が男性育休取得の障壁になっていることが分かりました。それを受け、2023年12月、パーソルグループ内の「男性育休」取得の風土づくりを目指し、「みんなの部活」内に男性育休取得経験者を中心とした「男性育休推進部」が発足。事例発信やセミナーといったイベント開催などの活動を検討していく中、男性育休の風土醸成には、「みんなが応援している」ということを多くの社員に伝えることが大事と考え、「男性育休推進部」としてセミナーやイベントの開催といった活動ができずとも、男性の育休取得を応援する気持ちや、盛り上げる気持ちがある社員なら、性別も年齢も役職も関係なく誰でもなれる「男性育休サポーターズ」を発足することになりました。

当日の様子

当日はオンラインとオフラインのハイブリッドで行われ、23名が参加しました。

<主なプログラム>
(1)挨拶・発足経緯説明(男性育休推進部)
(2)応援宣言(男性育休サポーターズ)
(3)おむつ替え講習
(4)おむつ替え選手権

目次

(1)挨拶・発足経緯説明(男性育休推進部)

男性育休推進部の部長であり、2021年8月から6カ月間の育休を取得した経験を持つ川島 悠介(パーソルキャリア doda事業本部)が、福岡からオンラインで参加し、男性育休推進部の活動内容や男性育休サポーターズを発足するに至った経緯を説明しました。また、最後に、オフラインでの参加者それぞれの座席に置かれていた男性育休サポーターズのロゴのステッカーをパソコンなどに貼り、男性育休を応援している気持ちを分かりやすく表現してほしいと呼びかけました。

オンラインで参加した川島 悠介
設置されたモニターで川島の挨拶を聞く会場
男性育休サポーターズのロゴ

(2)応援宣言(男性育休サポーターズ)

オフラインで会場に集まった参加者は、あらかじめ用意されたフリップに「男性育休サポーターズ」としての想いや意気込みを書き、順番に前に出て宣言を行いました。
フリップには、男性育休取得経験者による自身の経験を伝えたいという想いのほか、自身は結婚も子育ての経験もないけれど育休を取る人の応援をしたい、男性育休を取得しやすい風土をつくりたいなど、さまざまな想いが書かれ、宣言が行われるたび会場には大きな拍手が沸き起こりました。

(3)おむつ替え講習

東京都助産師会より、助産師・比嘉 美貴さんと伊藤 敦美さんをお招きしての「おむつ替え講習」を実施。おむつ替え時に用意するアイテムの説明から、赤ちゃんが寝返りをうっても転落しないようにするといった注意事項などが伊藤さんから語られ、その後、比嘉さんによる赤ちゃん人形を使ってのおむつ替えデモストレーションが行われました。デモストレーションでは、おむつ替えの流れにそってコツや赤ちゃんへの声がけなど大切にしたいポイントも紹介。このあとに控える「おむつ替え選手権」に向けて、おむつ替え未経験者の練習も行われました。

助産師・比嘉さんによるデモストレーション
練習時間、未経験者は初のおむつ替えに大奮闘。経験者が教える場面も!

(4)おむつ替え選手権

「おむつ替え選手権」には8名が参加。スタート前には「優勝目指してがんばります!」といった意気込みの声も聞かれました。
今回の「おむつ替え選手権」では、おむつを替えるスピードのほか、赤ちゃんの扱い方やお尻の拭き方、おむつの装着状態など、技術点も加味されます。そのため、全員のおむつ替えが終わると、助産師のお二人がおむつの装着状態をチェック!「おむつ替えをほかの人に見せることなんてないから恥ずかしい……」とつぶやく人や、緊張の面持ちで評価チェックを見守る参加者の様子が印象的でした。

そして、栄えある「おむつ替え選手権」のチャンピオンに輝いたのは、金村 魁(かなむら かい/パーソルキャリア タレントソーシング事業開発本部)でした!おむつ替えタイムは58秒。技術面では、「てきぱきとしていて、赤ちゃんへの声がけをしっかりしていたところ、外したおむつを綺麗に小さくまとめているところも素晴らしいなと思いました。赤ちゃんが排泄したことに対してすごく褒めていたので、赤ちゃんの気持ちがノリノリになるようなおむつ替えができたと思います」と、助産師・伊藤さんが称賛コメントを贈りました。

おむつ替えにチャレンジ中の参加者たち
助産師のお二人がおむつの装着状態などをチェック!
「おむつ替えチャンピオン」のたすきをかける金村

チャンピオンに輝いた金村からは、次のようなコメントがありました(一部抜粋・編集)。

「このような賞をもらえて大変うれしいです。ありがとうございます。
子育てをママが一人で担うのは、とても負担がかかるということをパパはもっと実感してほしいですね。私自身、育休を取ってみて、デメリットはまったくありませんでした。職場の理解もあり、育休取得はとてもスムーズだったのですが、周りを見るとまだ育休取得を躊躇してしまう人が多いようにも感じます。そうした人も、私を含め多くの社員が男性育休を取っていることを知れば『職場に迷惑をかけてしまうんじゃないか』という悩みを解消することができるのではないかと思っていたので、今日、イベントに参加することで応援する気持ちを発信できて良かったです。また、おむつ替え講習で赤ちゃんへの声がけが大事ということを聞いたので、帰った後、おむつ替えの時いっぱい声をかけ、ほめてあげたいと思います」

こうして、男性育休サポーターズの発足式は終盤へ。オフラインでの参加者全員で記念撮影をし、最後に「男性育休推進部」副部長の西迫 博(パーソルテンプスタッフ オンラインマーケティング本部)が次のように閉会挨拶(一部抜粋・編集)を行い、イベントは幕を閉じました。

「大勢の方にお集まりいただき、盛大に発足式を行うことができました。ありがとうございました。とても盛り上がったし、『育休いいな』って本当に思えました。このイベントを通して知ってもらった子育てや育休の楽しさを社内のみならず社外にも伝えていくことを、これからみんなで頑張ってやっていきたいと思います」

参加者の声 

(一部抜粋・編集)

結婚はしていますが、まだ子どもはいません。このままいくと、ぶっつけ本番で育児をすることになって、きっと妻から怒られていたと思います(笑)。今日はとても勉強になりました。

「パーソル男性育休推進部」に入っているのですが、今日メンバーと会えたのもすごく良かったです。父親同士で話す機会ってあまりないので、こういう機会を設けてもらえるのはめちゃめちゃいいと思いました。

おむつ替えの現役プレイヤーなので、優勝を逃したのは悔しかったです。男性育休の取得の仕方、復職の仕方など、社内・社外へ波及することができたらいいと思うので、サポーターとして応援していきたいと思います。


パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。

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