大義をまっとうし、そして爽やかに日本の社会課題を解決する ― PERSOL Group Awards 2022受賞の裏に(12)武藤竜耶 ―

パーソルグループでは年に1回、グループ内表彰「PERSOL Group Awards」を実施しています。「PERSOL Group Awards」とは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」を象徴するパーソル社員とその仕事の成果に贈られる、グループでもっとも栄誉ある賞のこと。各SBU、およびユニットに貢献し、提供価値を創出した社員を表彰しています。

本連載では、2022年度の「PERSOL Group Awards」を受賞した社員のキャリアストーリーと、受賞の舞台裏をご紹介します。
第12回目は、パーソルイノベーション株式会社の武藤 竜耶です。

「人」への興味関心から大学では心理学を専攻。卒業後、人の気持ちの変化と社会的な雇用関連への興味から人材ビジネスを展開するパーソルキャリアに就職。6年間の法人営業を経てパーソルイノベーションに転籍し、「TECH PLAY(テックプレイ)」事業のリーダーとして活動しています。コロナ禍で一変した事業を立て直し、V字回復を成し遂げた実績からアワードを受賞。環境は変わっても入社以来変わらぬ、自身の“大義”を忘れることなく、武藤は挑戦を続けています。

目次

「人」への興味関心が、進むべき未来を決めた

武藤は中高生時代、スクールカウンセラーをしている叔母の家で、不登校や、さまざまな悩みを抱える同世代の人たちと交流する機会が多くありました。そんな社会との関わりの中で人の気持ちの変化や、人そのものへの関心が高まり、大学では心理学を専攻。そのような背景から武藤は2011年、パーソルキャリアを選択しました。

「丸の内で面接を受けたのですが、最初の印象は『でっかい会社だな』というものでした(笑)。ただ、話を聞いていく中で、自分の興味にフィットする会社と出合えた感覚があったんです。人や社会そのものに興味があった私からすると、正社員や派遣、アルバイト、転職など、いろんなサービスで社会と関わっているパーソルなら、広い視野を得られるのではないかという期待を抱いて入社を決意しました」

入社後、武藤は人材紹介事業部で、当時急成長していたIT・インターネット領域の法人営業を担うことになりました。主にエンジニアの採用を希望する企業を担当していたそうです。

「2011年はソーシャルゲームバブルと言われたころで、一つのマーケットが誕生し、そこに雇用が生まれて会社が成長していく姿を目の当たりにしながら、その熱量の中で法人営業としての経験をさせていただきました。そんな中で、日本にはこれからの社会を担っていく有力な職種としてのエンジニアが圧倒的に足りない現実に直面したのです。競争が激しい採用活動ではありましたが、クライアントに満足していただけるサービスを提供することをモチベーションに食らいついていました。3年目からはマネジャーとして管理業務を行うようになったのですが、そのころから「企業の採用」という側面からだけではなく、エンジニア不足という根本的な問題を解決したいという想いが高まり、キャリアチャレンジ(社内公募制度)を活用して転籍し、パーソルイノベーションの新規のサービス立ち上げに参加することになりました」

逆風の中、最大のピンチからV字回復を実現

パーソルイノベーションに転籍した武藤は、これからの日本を担う、デジタル人材やエンジニアの交流、育成、採用に貢献したいという想いから立ち上がった「TECH PLAY」事業にマネジャーとして参画。「TECH PLAY」はコミュニティスペース「TECH PLAY Shibuya」(※)を中心拠点に、個人・法人両面に対する支援事業を展開しています。エンジニア不足という問題を解決することで社会に貢献したいと考えるようになった武藤にとって、自身の大義に対してダイレクトに関われる環境でした。
※「TECH PLAY Shibuya」は2021年2月にクローズ

「人材紹介というビジネスを通して、どうマーケットに貢献するか、クライアントに貢献するかを考えてきた6年間の法人営業時代ではあったのですが、根本的な課題解決に寄与できていない感覚があったんです。課題を解決していける自分でありたいと考えて、『TECH PLAY』を立ち上げた先輩に相談したところ、『TECH PLAY』のミッションと自分の大義が同じだと気が付いたんです。同じ想いを持って取り組めると感じました」

「TECH PLAY」ではエンジニア同士がつながれる場作りや、エンジニアにとって有益となる情報発信を行う事業で、エンジニアのさらなる活躍の場を増やしていくことを目指しています。事業は順調に成長を続けていましたが、新型コロナウイルスの蔓延によって状況が一変。サービスの主軸であったオフラインイベントの自粛などによって業績が悪化していきました。事業存続の危機として最大のピンチを迎えましたが、武藤はその逆境の中、迅速な事業方針の転換を実施し、V字回復を果たしたどころか、「TECH PLAY」として過去最高の受注を成し遂げたのです。それを可能にしたのは前職のパーソルキャリア時代のある経験が大きかったと言います。

「パーソルにとっても私にとっても重要な、とあるクライアントに大きなアクシデントがあったんです。その対応が終わり、新たに採用を再開することになったものの、そのアクシデントの影響で採用はとても難航しました。状況を打破するために、先方の代表が弊社のキャリアアドバイザー100人以上を集めて、今後の方針などを説明をしてくださったんです。その場では代表自らが、会社をより良くしていくために考えて、やり尽くしていくという想いを語ってくれました。その姿に感動を覚えましたし、会社が苦しい時にこそ向き合い続けていく。それが自分にとって大事にしたいスタンスであることを再認識しました。課題を解決したいと決めたなら、最後までやり続けたい。そう強く思うようになりました。その時の経験が『TECH PLAY』でも活きたのではないかと思っています」

コミュニティスペース「TECH PLAY Shibuya」のクローズが決定すると同時に、それまでのオフライン商材中心のサービスラインナップからフルオンライン化に対応したオンライン完結型のブランディングサービスへと完全にシフト。オンライン完結型イベントサービス、イベント動画、アーカイブ&広告配信などの技術コンテンツを対象者に配信できるサービスを展開したことで、オフラインよりも工数が削減され、運用効率の高いサービスを実現。課題解決に邁進した武藤をはじめとするチームの行動力がV字回復を現実のものとしたのです。

大義があるからこそ、大変な仕事も面白いと感じられる

“大義”という言葉を何度も繰り返す武藤。日本の未来を担う存在であるエンジニア不足を解消し、社会に貢献する。その大義を実現するために必要なのがパーソルグループであり、それがパーソルではたらき続ける理由だと言います。

「社会を変える影響力があること。それが私にとってパーソルではたらくいちばんの理由だと考えています。1つの会社だけではなくグループとして社会に対してインパクトのあるメッセージを発信できるのがパーソルの強み。さらに、パーソルは私の想いをバックアップし、やりたいと思ったことにトライさせてくれています。ありがたく感じるとともに、事業を通じて恩返ししなければいけないとも思っています」

武藤には、はたらくことにおける信念が2つあると言います。1つが「面白い仕事をする」ということ。もう1つは「爽やかに仕事をする」ということなのだとか。

「大義がある仕事をしたいと常々思っています。今の『TECH PLAY』事業で言うならば、自分たちがミッションとして掲げている『TECH PLAYERとTECH COMPANYを増やす』が、社会にとって必要なものであり、そういった大義があるからこそ面白いと思いながら取り組める。もう1つの爽やかに仕事をしたい想いは、大学までずっと剣道を続けてきた影響かもしれません。剣道では、戦う相手や仲間、そして試合結果に対しても礼節を重んじます。それは、裏表がない自分でいることに通じるのかなと自分では思っているんです。裏表がなく、一緒にいると爽やかな風が吹くような人がいるじゃないですか。周りも明るくなるし、そばにいて気持ちがいい。そういう人間になりたいですし、そんなフラットな組織や環境に身を置いていたいという想いがあるんです」

日本社会の未来を左右するような大きな課題解決に向け、武藤はきっと、自身の大義を胸に、着実に、時に大胆に進んでいくのでしょう。その大義が現実となる日を目指して。

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