【第二弾】新入社員が入社式で語った抱負「私の“WILL”」を全文公開!

今年、約900名の新入社員が新たにパーソルグループに加わりました!4月1日に行われた「パーソルグループ入社式2021」では、新入社員を代表して5名が「これからどんなことをやってみたいか」「どんなふうになりたいか」など、自身の“WILL”を発表しました。
それぞれの全文をそのままに、2回に分けてご紹介しています。今回は第二弾として、5名のうち3名の“WILL”をお届けします。

・第一弾はこちら
・入社式の様子はこちら

Professional Outsourcing SBU
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 上原 大毅

パーソルプロセス&テクノロジーの上原 大毅です。
私のWILLは、「人の貢献を可視化することで、誰もが正しい評価を受けられる世の中」を実現させることです。

この想いは、部活動の経験に根差しています。部活の部長職は、重い責任の伴う仕事を、膨大な量こなさなければならない大変な役職でした。また完璧に仕事をこなしたとしても、それが特別なことではなく、当たり前に受け取られ、逆に少しでも粗が見えるとマイナスに評価されてしまう。このように報われにくく、誰もやりたくはないけれど、誰かがやらなければ、部活が成り立たなくなってしまうという重要な役職でした。

自分が損をすると分かっていても、みんなのためにこの仕事を担ってくれていたのが歴代の部長たちでした。しかし、その大きな負荷のため、一年間部長を務め上げたあと、体を壊してしまうことも、しばしばありました。
そんな中、後継者不在のため二年連続で部長を務めなければならない後輩がおりました。
私は、後輩の体が持たないことを恐れ、その流れを阻止しようと奔走しましたが、結局これを止めることはできず、後輩はわずか半年ののちに心身を壊し、退部しました。

部長一人に負担が押し付けられている状況を変えることができず、ついに身体を壊させてしまったことが、申し訳なく、大きな後悔として残り続けました。

しかし、OBや現役の中には、「退部したのは無責任だ」「負荷に耐えられなかったのは弱かったからだ」と非難する人もいました。強い責任感を持って、自分を犠牲にする覚悟までして、みんなのために一生懸命尽くしてくれた人が、報われるどころか正しく評価さえされず、非難される。このことが悔しくてたまりませんでした。
もっと部長の貢献が見えていたら、正しく評価されていたのかもしれない。また一人だけに負担が集中し、体を壊させることもなかったのかもしれない。
この経験から、人の貢献を可視化することは、組織を健全に保つうえでなくてはならないことだと考えるようになりました。

しかし貢献は、はたらいた仕事量や費やした時間のように、必ずしも数値で測ることはできません。部長職のように、誰もが嫌がるけれど、組織にとって不可欠な仕事を担ってくれることも、量では示せませんが、重要な貢献です。

私はこのような貢献を、人工知能を用いることで数値化し、可視化したいと考えています。そのためには、人材ノウハウや豊富なデータ、そして新しいアイデアの実現に挑戦させてくれる風土が必要です。このパーソルにはそれがあります。

貢献の可視化ツールによって、それまで見えなかった貢献を正しく見つめ直す。
そして従来は陽の目を見なかった、縁の下の力持ち、まで含めたすべての人が正しく評価され、報われることで「はたらいて、笑おう。」を実感できる世の中を実現させる。それが私のWILLです。
ありがとうございました。

Solution SBU
シェアフル株式会社 菅 ファイズルハサン

シェアフルの菅です。よろしくお願いします。
私はパーソルで「はたらく」のイメージを変えたいと考えております。

私は就職活動をはじめるにあたり、「はたらくとは何か?」を考えました。
それまでのはたらくことに対するイメージは「毎日辛い仕事を仕方なく淡々とやる」でした。
それはテレビCMや周りの大人に聞いていた「はたらく」のことを何も知らないままのイメージでした。

そこで、「はたらく」とははなんなのかを知るために、大学3年の後期から業界・業種を問わず、インターンシップに参加してみました。
参加した結果、淡々と仕事をし、気が付いたら1週間が終わってしまっていた。そんな経験を得ました。
はたらくのってやっぱり楽しくないな……、辛いな……、嫌だな……、という思いが強くなりました。
自分の想いと違う仕事だったり、考えに沿わない仕事だったりをしており、「なんでこの仕事をしているのか」「誰に必要とされているのか」などが分からないままはたらくことが多く、このように感じてしまっていたのかもしれません。

しかし、シェアフルの長期インターンで実際に先輩社員や社長の大友さんとご一緒させていただきまして、先輩社員や社長が皆さまとコミュニケーションを取りながら、生き生きとはたらいており、私がイメージしていた「はたらく」とは違うはたらき方がある、というふうに感じました。

はたらくって実はいろんなことを考えて、学び、多くの人と関わることができる場所なんだな、と感じるようになりました。
自分もこういった環境ではたらきたい、と思うのと同時に辛いというイメージを変えたいと思いました。

毎日淡々と仕事をして家に帰るというネガティブな「はたらく」に対するイメージを、パーソルを通して変えたいと思います。
パーソルグループでは「はたらく」ということに対し、さまざまな形でいろいろな提案ができる環境があると思います。
もちろん楽しいことだけが起こるわけではないですが、シェアフルだけでなく、パーソルグループ一体となることで「はたらく」に対し、より多くの選択肢を与えることができると思います。
また、そういった選択肢が増えることで、はたらくに対するイメージを変えることができると思います。
以上で私のWILLを終わります。

Specialized Services
パーソルホールディングス株式会社 鎌田 悠菜

パーソルホールディングスの鎌田です。
私のWILLは、開発途上国の人々の就業機会や選択肢を増やし、一人ひとりが自分らしいはたらき方ができるシステムを構築していくことです。

「将来は開発途上国の支援に携わりたい」。これは私が小学校3年生から15年間、ずっと言い続けてきたことです。その中で、人材育成や人材派遣など、就業支援に携わりたいと思うようになったのは、現地で実際に就業に関する課題を目の当たりにしたからです。

私はこれまで8年間フィリピンの貧困地域を定期的に訪れてきました。現地のNGOと活動する中で、国籍や文化、性別、家庭環境などの事情によって、多くの人々が就業機会を十分に得られず、また低賃金かつ規制のない劣悪な環境ではたらいている、そんな状況を目にしました。
中でも、大きなきっかけになったのは、フィリピンで貧困地域に暮らす50人の方に、将来についてインタビューしたことです。そのとき、皆さんが口をそろえるように、自分の子どもには中学、高校、大学に行って真っ当な職に就いてほしい、これが一番の願いだと話してくれました。その想いに胸を打たれるとともに、子どもたちが小、中、高、大学まで教育を受けるためには、まずは彼らが十分に所得を得られる職に就かないといけないこと、そして、それが困難であるという現状に、「何かしたい」という使命感に駆られ、「この課題解決に挑戦したい」と思うようになりました。

私は今日からパーソルホールディングスのグループ人事本部、グローバル人事室に配属されます。
東南アジアを中心に多くの海外拠点を持ち、実際に外国人材へのサービスも展開しているパーソルグループのノウハウや海外ネットワークを活用することで、今後、開発途上国の貧困層にも就業支援のサービスを届けられるのではないか、そう思い入社を決めました。
まずはグローバル人事の一員として、パーソルグループがさらに国際的に活躍していくために、人事という側面から海外拠点の活動を支えたい。そして、その中で知識や経験を積んでいくことで、ゆくゆくは開発途上国の方々一人ひとりの能力や希望に寄り添った、「はたらく」を提供していくような企画や運営に携わっていきたいと考えています。

パーソルグループの理念のもと、パーソルがつくるシステムやサービスを開発途上国の人々へ届けることで、彼らの就業機会やはたらく選択肢を増やしていきたい、これが私のWILLです。
私の発表終わります。ありがとうございました。


社会人としてのスタートをきった日に新入社員たちが語ったWILLはいかがでしたか?皆さんも「はたらく」への希望を胸に入社した日のことを思い出してみてはいかがでしょうか。

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