RPAを推進する3つの鍵とは!?日本最大規模のRPAイベントに出展&登壇

社員に余力を生み出すRPAをさらに広げ、変わりたい企業をサポートしたい!
そんな想いを胸に「RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019」に出陣。

パーソルグループの3社(パーソルプロセス&テクノロジー、パーソルテンプスタッフ、パーソルテクノロジースタッフ)のRPA部門を集結させた「パーソルのRPA」は、6月7日、東京国際フォーラムで開催された日本最大級RPAイベント「RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019」に出展。「ブレイクアウトセミナー」では、社員2人が講演を行いました。
会場来場者は1日で約7,000人!大盛況のイベントでした。

目次

イベント概要

会場では、基調講演、ブレイクアウトセミナー、デモンストレーションセミナー、展示など8つの企画が行われました。

ブレイクアウトセミナーに社員が登壇!

ブレイクアウトセミナーは、昨年同イベントで実施した「今後聞きたい講演テーマ」のアンケートで、もっともニーズの高かった「成功事例」「失敗事例」「先端的な取り組み事例」のいずれかをテーマに、9講演が実施されました。

パーソルグループは、成功事例として「パーソルグループのRPAの取り組み/失敗から学んだ成功への道」と題した講演を行いました。
講演者は、大塚 啓史(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 ワークスイッチ事業部 RPACOMPANY セールスグループ兼マーケティンググループ マネジャー)と、矢頭 慎太郎(パーソルテンプスタッフ株式会社 業務改革推進本部 業務改革推進部 RPA推進室 室長)の2人。

セミナー会場は満員御礼。立ち見のお客さまがでるほど大盛況でした。

●講演内容 「パーソルグループのRPAの取り組み/失敗から学んだ成功への道」
まずは、大塚より、人と組織の成長を支援しているパーソルグループについて、目指す世界観を表現する動画を用いて紹介されました。その後、矢頭と大塚がそれぞれ下記のような講演を行いました。

・矢頭 慎太郎(パーソルテンプスタッフ株式会社 業務改革推進本部 業務改革推進部 RPA推進室 室長)
矢頭は、約300案件・約30万時間の業務を自動化したパーソルグループが、自社にてどのようにRPAに取り組んだのかをはじめ、「RPA導入による変化」と「RPA導入のポイント」を2大テーマとして解説しました。

人や組織の変革・成長に繋がるRPA。推進の3つの鍵とは -矢頭の講演より

「RPAの導入によって、『生産性の向上』が実現しただけではなく、業務可視化の習慣といった組織の変化や、もっと改善できるのではないかという社員の自発的な改善など、『業務改革意識の向上』がみられました。さらには、RPA研修を行うことで社員のスキルアップ、給与アップに繋がっています。

業務の構造改革・生産性向上のためにチャレンジをはじめたRPAが、人や組織の変革・成長に繋がっている点は大きな収穫であり、RPAに取り組んだ意義でした。
RPA推進の成功の鍵は、具体的なHOW TOやテクニックではなく、RPAとの向き合い方だと思います。中途半端に逃げ道をつくらない専任体制にすること、業務プロセスを分析し、ロボ業務と人業務を明確に切り分けた上で、ロボ最適になるようフローを見直すこと。そして、現場にコミットメントしてもらうこと。なんといっても、この3つだと思っています」

・大塚 啓史(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 ワークスイッチ事業部 RPACOMPANY セールスグループ兼マーケティンググループ マネジャー)
大塚は、RPAを社内に浸透させるのに役立つ「RPAロボの歓迎会」やRPA推進担当者同士の交流の場となる「RPAラウンジ」といった、「パーソルのRPA」ならではのサービス紹介のほか、下記を語りました。

まずは、部門単位で小さく始めることが大切 -大塚の講演より

「『パーソルのRPA』のキーメッセージは、『会社の変化は社員の10%の余力から。』です。何万時間、何十万時間を一気に自動化しようというのではなく、ちょっとずつでいいと思います。費用対効果は大切なことですが、本当に重要なのは、社員の皆さんの業務をどのように改善したら、もっとはたらきやすくなるのか、もっとイキイキはたらけるのか、そんなことを本気で考えることだと思います。

また、RPAに関しては、IT部門中心ではなく、現場部門や現場に近い部門で結成された『業務改革〇〇部』のような部門が中心となって推進している企業さまは、効果がでやすい傾向にあります。『現場目線からの業務改革』がRPA導入において重要なのかもしれません。
『パーソルのRPA』は、RPAソフトウェアを販売するだけではありません。業務分析から実際に定着させるところまで、いままで500社以上の支援で培ったノウハウをフルに活用して、さまざまな業界・規模のお客さまにフィットした形でRPA導入を支援します」

展示ブースに出展

「パーソルのRPA」のブースでは、パネル展示とデモ機を使っての説明を行いました。
パネルは、「パーソルのRPA」人材派遣サービス、パーソルテンプスタッフの契約管理業務へのRPA導入事例など、5種のパネルを展示。また、用意されたデモ機では、ロボがどのように作業を処理しているかを紹介しました。

RPA DIGITAL WORLD TOKYOとは

「RPA DIGITAL WORLD TOKYO 2019」は、働き手の減少など、日本が抱えるさまざまな問題に解決策を見出すための最新テクノロジー、最新ソリューションが一堂に会する日本最大級のRPAイベント。2017年に「RPA SUMMIT 2017東京・大阪」を開催し、2018年から規模・エリア、デジタライゼーションの領域を拡充した「RPA DIGITAL WORLD」に形を変えて行われています。

「パーソルのRPA」は、RPAの導入によって社員一人ひとりに余力を生み出し、その余力を社員の自己成長に繋げ、その先の組織や企業の変化を実現することで、「はたらいて、笑おう。」の実現に取り組んでいます。

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