ふるさとのシャッター街を人気商店街へ再生させた立役者

第一回PERSOL Work-Style AWARD(パーソル ワークスタイル アワード)受賞者紹介④
今と昔が共存する「沼垂(ぬったり)テラス」の知名度を上げ、堂々と自慢できる街にしたい。

「グッドワーキスタ」のふるさと部門に選出された田村 寛さんは、生まれ育った新潟市沼垂の老舗大衆割烹「大佐渡たむら」の2代目として厨房に立つ傍ら、シャッター街と化していた旧沼垂市場通りを復興させた立役者です。

田村さんが、街の再生に取り組もうとしたきっかけは、東京の大学を卒業して帰郷し、空き店舗ばかりの寂れた通りを目の当たりにしたときでした。
沼垂エリアは、ゆったりとした雰囲気と昭和レトロな趣が魅力。「せっかくいい場所なのに、このまま廃れてしまうのはもったいない」と一念発起し、2010年に総菜店「ルルックキッチン」をオープンさせました。
それが誘い水となり、その後2年間で2店舗が同エリアにオープン。そして、3店舗で「沼垂テラス」という周年イベントの開催を始めます。商店街の名前もイベント名である「沼垂テラス」としました。
すると次第に、「ここでお店を開きたい」という声が集まるようになったのです。
2014年、田村さんはそうした声を聞き、ふるさとの街が息を吹き返すならと、商店街の管理と運営を担う「株式会社テラスオフィス」を設立。2015年の春にはシャッター街だった通りの空き店舗はすべて埋まり、老若男女に愛される「沼垂テラス商店街」が誕生しました。

また、2016年からは沼垂テラス商店街の近辺にサテライト店舗もオープン。これは、出展希望を叶えるために新しく取り入れた手法です。
2019年も、サテライト店舗の拡大、そして沼垂の知名度を上げて堂々と自慢できる街に進化させるために田村さんは日々奮闘しています。

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パーソルが表彰する「グッドワーキスタ」とは

働き方が多様化する現在、2018年に独自の「はたらく」を通じて、自分自身が成長し、魅力的な笑顔を体現していることに加え、その笑顔を通じて、他者の成長や笑顔に貢献した方々を「グッドワーキスタ」と称し、「はたらく」にまつわる部門ごとに、パーソル ワークスタイル アワード事務局の独自調査にて、グッドワーキスタを選抜しました。

全文はこちらよりお読みいただけます。ぜひご覧ください。

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