左：横須賀市長 上地 克明氏、右：パーソルサンクス株式会社 代表取締役社長 中村 淳
障がい者の働く場を増やしながら、農業の人手不足も解消させたい！
パーソルグループで障がい者雇用支援事業を手掛けるパーソルサンクス株式会社は、6月19日に横須賀市と農福連携（※1）協定を締結。2018年10月より、障がい者による農作業事業所「よこすか・みうら岬工房（※2）」を開所することを発表しました。
自治体と特例子会社（※3）が農福連携協定を結ぶのは全国初の試み。障がい者の新たな就労場所の創出と共に、農業・地方経済活性化を支えるモデルケースを目指します。
※1 農福連携：厚生労働省と農林水産省が推進する障がい者雇用促進施策の一つで、福祉分野、農業分野の連携を推進する取り組みです。
※2 よこすか・みうら岬工房：パーソルサンクスが雇用した障がい者の方々と指導スタッフが、業務契約を交わした横須賀市内の農園で、「苗の定植」「農作物の収穫」「出荷の準備」などの、農作業業務を行うことを目的として開所した事業所です。
※3 特例子会社：企業が障がい者の雇用を促進する目的でつくる「子会社」のことです。
目次
背景と概要
今年4月からの障がい者雇用率引き上げに伴い、障がい者雇用はこれまで以上に求められていますが、雇用先不足などの課題が挙げられています。一方、農業における「人材確保」や「担い手不足」は長期的な課題。これらの課題の解決を目指し、農福連携の事業を開始しました。
「よこすか・みうら岬工房」では、障がい者による農作業請負や農福連携の啓発、地域交流の促進を行っていきます。
