バイト・パートの採用、育成、定着を支援する専門組織「フィールドHRラボ」設立

パーソルグループのシンクタンク・コンサルティングファームである株式会社パーソル総合研究所は、飲食・小売・アパレル・運輸をはじめとするサービス業の「現場(フィールド)」における、採用、育成、定着といった人材マネジメントについて、事例・ノウハウの蓄積やソリューション開発を行う専門組織、「フィールドHRラボ」を6月1日に設立します。

目次

設立の背景

近年、飲食・小売・アパレル・運輸をはじめとするサービス業では、アルバイト・パートの人手不足が深刻化し、人件費の拡大や営業時間の短縮などに繋がっています。こういった状況の中で、いかに人材を確保し、定着させるかが企業の課題となっています。
こうした課題解決を本格的に支援するため、「フィールドHRラボ」を設立し、質の高いコンサルティング・研修サービスの提供などを行います。

「フィールドHRラボ」の責任者には、日本マクドナルド株式会社でさまざまな採用戦略を実施し、計100万人のアルバイト・パート採用を推進してきた日比谷 勉が就任します。

概要

「フィールドHRラボ」で取り組む内容

(1)現場の人材マネジメントに関する事例やノウハウの蓄積を推進します。
パーソル総合研究所の調査・研究を行うシンクタンク部門では、2014年にアルバイト・パート2万5千人に対する大規模調査を実施※。こうしたデータ・分析結果も活用していきます。
※「アルバイト・パート人材不足の社会課題解決に向けて

(2)蓄積された事例やノウハウを社会に向けて発信し、人手不足時代の人材マネジメントの課題とその解決策についてアナウンスし、共有を図ります。

(3)パーソル総合研究所のコンサルティング・研修事業と連携をとりながらソリューション開発を行い、質の高いコンサルティング・研修サービスを提供して、現場の人材マネジメントの課題解決を図ります。

(4)お客さまとの対話を通して事例やノウハウの量と質を高め、より役に立つソリューション開発や情報発信に努めます。

フィールドHRラボ責任者 兼 エバンジェリスト・日比谷 勉

1964年生まれ。東京都出身。日本マクドナルドに31年間勤務した後、2018年4月にパーソル総合研究所入社。「フィールドHRラボ」の責任者であるとともに、エバンジェリストを務める。

日本マクドナルドではさまざまな採用戦略を実施し、計100万人のアルバイト・パート採用を推進してきた。経歴としては、計11店舗の店長を経て、本社採用セクションに異動。アルバイト・パート専用の採用アセスメント導入によりマッチング精度を高め、退職率減少を実現。2008年には、自社運営のアルバイト求人サイト「マックdeバイト」と一括応募を可能としたコールセンターを設立。この功績により、全世界でトップ1%の優秀な業績を残した従業員に贈られる「プレジデントアワード」を受賞。

近年では、人事本部ピープル・ディベロップメント部統括マネジャーとして、全国一斉の「アルバイト体験会」開催やオリジナルアニメーション製作など、新しい採用手法やブランド戦略を実施した。


関連情報

ニュースリリースはこちら
「アルバイト・パート人材不足の社会課題解決に向けて」はこちら

株式会社パーソル総合研究所について

パーソルグループの総合研究機関として、調査・研究、コンサルティングサービス、人事関連サービスの提供を通して、働く人と組織の持続的な成長をサポートしています。

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