パーソルグループは、10月11日にグループ社員が一堂に集う「パーソルグループ社員総会2024」をオンラインで開催しました。今年のキーメッセージは「目指すその先には、私たちの未来」。パーソルグループの理念体系を「山」にたとえ、その山を登る「旅」を体験しながら、経営理念・行動指針・ありたい姿・グループビジョンを参加者全員で感じ、考え、それぞれの想いを共有し合う時間を過ごしました。
本記事では、当日の様子を抜粋してご紹介します。
突然現れた本を開くと「パーソルの理念体系の山」と地図が出現!
今年の社員総会は、パーソルの理念体系を知り、学び、深めてもらうため、理念体系を登山になぞらえ、その山を参加者みんなで登っていく臨場感を演出。まるでゲームの世界に入り込んだような没入感を味わってもらえるよう、CGと配信スタジオを行き来しながら、経営理念・行動指針・ありたい姿、グループビジョンをみんなで体験していきます。社員が感想や意見をチャットに投稿しながら視聴をする、インタラクティブな仕掛けも用意。司会は、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の長野 和洋、パーソルテンプスタッフ株式会社の小田切 ゆりあの2名が担当、2時間半を進行しました。
創業の想いを全員で共有、今の自分の仕事につなげる
「理念体系の山」のふもとの小屋では、理念体系の根幹となる「経営理念」についてパーソルホールディングス株式会社 CEO 和田 孝雄 と社員3名とが語る「Dialogues on Our Philosophy」が展開されました。パーソルテンプスタッフの創業者・篠原 欣子の想いを振り返りつつ、「雇用の創造」「人々の成長」「社会貢献」について、異なる職種の3名の社員から、それぞれの仕事や携わっているサービス、はたらき方などと経営理念の結びつきについて、和田への質問を交えながら全員で語り合いました。
パーソルの提供価値を感じる「PERSOL Group Awards 2024」
視聴者全員の投票で「Top of MVP」決定
「はたらいて、笑おう。」に貢献した社員及びプロジェクトに贈られる「PERSOL Group Awards 2024」。各Strategic Business Unit(以下SBU)、Function Unit(以下FU)から選出された21名のAwards受賞者のうち、社員総会では7名のMVP受賞者の仕事の内容を通して、社員に改めてパーソルの提供価値について感じてもらうとともに、MVPの中から投票でTop of MVPを決定しました。
7名のプレゼンテーションは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現のため、それぞれが意識した5つの「行動指針」も踏まえて5分間で行われ、その間チャット欄には感想や賞賛が飛び交いました。
はたらき方や「はたらく」の価値観が多様化する中での私たちのありたい姿
「“はたらくWell-being”創造カンパニー」
「はたらいて、笑おう。」が実現された社会を目指すための私たちのありたい姿「“はたらくWell-being”創造カンパニー」について、和田がプレゼンテーション。パーソルの中計2026を振り返りつつ、パーソルグループの多岐にわたる事業のすべてが「“はたらくWell-being”創造カンパニー」へとつながっていくことを改めて語りました。
「この先、社会からもっと期待される企業となり、私たちがさらに『“はたらくWell-being”創造カンパニー』になったとき、その先に広がる景色として『はたらいて、笑おう。』が実現された世界が見えてくるのです――。」
プレゼン終了後、参加社員一人ひとりに「“はたらくWell-being”創造カンパニー」の一員として、未来の“はたらく”変化を踏まえて、自分の仕事をどう進化させたいのかについて問いかけがなされ、社員みんなが思い思いにチャットに書き込む時間も用意されました。
グループビジョン「はたらいて、笑おう。」を実現するためにできること
最後のコンテンツは、社員と一緒に「はたらいて、笑おう。」が実現された社会を考える「PERSOL Group Vision Meet-Up!」。SBU/FU長が、同一のテーマ「2030年に、社員が「はたらいて、笑おう。」を実現するために、パーソルとして何ができるか?」について、1分間1メッセージのプレゼンテーションを実施する「Group Vision Lightning Talk」を行いました。
7名のSBU/FU長のプレゼンの中から、ビジョンの実現に向けて、どのプレゼン内容が最も一緒に取り組みたいと感じたのかを視聴している社員が投票。一番得票数の多かったプレゼンを題材に、和田と社員7名が登壇して意見を交わす「Group Vision Brain storming」に続きました。リアルタイムの開票で決まったプレゼンテーマは「社員とスタッフの平均年収を100万円アップさせる」。発表者のTechnology SBU長 正木 慎二も交えての公開ブレストでは、所属や職制、年次の違う社員7名が、思い思いの意見、疑問を和田や正木にぶつけていきます。ブレスト中、視聴している社員もチャットで参戦。さまざまな意見が飛び交いました。ブレスト中に出てきた自分や組織の課題は、パーソルグループ全体、ひいては日本の「はたらく」の課題であり、パーソルが課題解決をリードする存在になろうという意気が揚がる時間になりました。
理念体系の山の頂上から見える「はたらいて、笑おう。」が実現された社会
「理念体系の山」を全員で登った2時間半の旅も終わり、最初は空白だった地図も完成。最後に和田から次のような力強いメッセージが贈られました。
「”はたらくWell-being”創造カンパニー」として、そして私自身、皆さんと同じ想いを持って、この山の頂に登り、より多くの方々の『はたらいて、笑おう。』を実現していきたいと思っています。ご家族やきょうだいや親戚やお子さんや、すべての方々に誇れるーー、そんな仕事ができる、多くの幸せをつくるパーソル。これからより多くのより素晴らしい世界を一緒につくっていきましょう。
『はたらいて、笑おう。』さあ、一緒に頑張りましょう」
その後、登場してくれた社員とパーソルグループ全社名をエンドロールとして放映し、社員総会は幕を閉じました。
この「パーソルグループ社員総会2024」は、約1カ月間の社内限定で動画視聴が可能で、当日参加できなかった社員にも広く展開。続々と集まっている視聴後のアンケートでは、有意義だったという声が多く寄せられています。
■参加者の声
会社愛が強くなりました!共感でいっぱいの気持ちになったので、下期も頑張ります!
普段は目の前の業務で忘れがちですが、グループビジョンやミッションをしっかりと理解できる良い機会でした。参加型の社員総会でとても能動的に参加することができました
見つめなおすきっかけ、未来への期待にあふれていた
モチベーションが上がり、日々の業務の方向性が間違いないこと、苦労していることも未来・顧客につながっていると思えた
ほかの部署がどういう取り組みをしているか知る機会があり、また志が高い人のプレゼンを聞き、刺激された
■おまけ
今年の社員総会は、前年以上に多くの社員が登場し、現場でのリアルな声を経営や多くの視聴している社員に届けました。さながらテレビ番組のようなスタジオでの緊張(!?)の面持ちを少しだけご紹介します。
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会を創造します。