ハーバード大学で特別講師として社員が登壇!「日本の『はたらく』」について講義

世界の名門「ハーバード大学」で、日本のはたらく環境や労働市場、就職活動について講義。

パーソルキャリア株式会社の佐藤 裕(CAMPキャプテン・はたらクリエイティブディレクター)は、3月14日にハーバード大学(アメリカ合衆国 マサチューセッツ州)で、特別講師として学生や教職員に講義を行いました。

目次

背景

アメリカの大学では、主専攻以外にも興味ある別の領域の学びを深めることができます。今回、東アジアの中でも特に日本に興味を持って学びを深めている学生へ向けて、特別講師として講義を行いました。

講義内容

講義のテーマは、「日本のはたらく市場の今とこれから。そして日本の就職活動について」です。
まずは、労働人口の減少、AI化、グローバル化によって、日本のはたらく環境が大きく変化していることや、高年齢層、ニートやフリーター、そして障害者や外国人の労働市場の今とこれからをテーマ別に解説しました。
続いて、世界でも類を見ない新卒4月一括採用といった、日本の就職活動のルールやその歴史を紹介。そして、2021年春の採用からは就職活動の流れが変化し、新卒採用の早期化が予測されることや、企業の学生への期待や評価基準も変わり、「学歴より、能力・人柄」「経験より、価値観・ポテンシャル」「自分らしさ」「自分でキャリアをデザインできるか」が重要視されるであろうことを語りました。

参加者は佐藤の講義に真剣に耳を傾け、質疑応答では、日本の文化や価値観に関することから、日本の英語教育のこと、そして外国人労働者に関する法律のことまで、鋭い質問が寄せられました。

また、講義後には、ディスカッションタイムが設けられ、日本と米国における「はたらく」に関する価値観の違いについて議論が行われました。
社会人になる前の学生を中心に、「はたらく」ことへの意識や考え方に大きな刺激を受ける機会となったようです。

プロフィール

佐藤 裕

キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」のキャプテンを務める、はたらクリエイティブディレクター。
これまで3万人以上の学生と接点を持ち、2017年には、年間216本の講演・講義を実施。現在活動はアジア各国での外国人学生の日本就職支援まで広がり、文部科学省の留学支援プログラムCAMPUS Asia Program(キャンパス・アジア プログラム)の外部評価委員に選出されグローバルでも多くの活動を行っている。また、パーソルホールディングス株式会社ではグループ新卒採用統括責任者、パーソルキャリア株式会社の新卒採用責任者を務める傍ら、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員、関西学院大学フェロー、デジタルハリウッド大学の非常勤講師、BSテレ東「ジョブレボ!-Job life Revolution-」コメンテーターとしての肩書きも持つ。

パーソルキャリアは、日本国内にとどまらず、若い世代に対して「はたらく」について考えるきっかけを創出し、誰もが自分らしく「はたらく」ことで、自分らしく生きられるような取り組みを続け、「はたらいて、笑おう。」の実現を目指していきます。

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