米IBM主催「think 2019」で海外講演!人材課題の解決を目指す

日本の労働力不足を解消する、次世代の採用支援プラットフォーム「HR Blockchain」に世界中が注目。

パーソルキャリア株式会社は、2月12日から15日にサンフランシスコで開催された、最新テクノロジーに触れることができる米IBM主催のカンファレンスイベント「think 2019」に参加。データソリューション部の菊池 啓介が、世界最高レベルの技術者と肩を並べて、Blockchain(ブロックチェーン)を活用した採用支援プラットフォーム「HR Blockchain」について講演しました。

目次

「think 2019」イベント概要

米IBM CEO ジニー・ロメッティのオープニング基調講演や産業界で世界最大の研究機関である「IBM Research」の発表のほか、最新技術やビジネス変革に携わっているIBMエグゼクティブや専門家とオープンに議論できる「Connect with experts」、何百もの体験型イベントやIBMの技術認定サービスについて専門家の指導を受けられる「Professional Development」などが設けられ、2,000以上のセッションが行われました。

参加者は、なんと4日間でのべ約30,000名。全世界120カ国、22の業種が集まる大規模イベントは大盛況のうちに終了しました。

登壇背景

近年、日本では労働力の不足が課題となっています。労働力不足は今後ますます加速することが予想され、企業は、副業支援や就業場所・就業時間にとらわれない柔軟な労働環境の構築などを行い、労働力を補てんする施策が必要となってきます。
パーソルキャリアのデータソリューション部は、「HR(※1)」と「Blockchain(※2)」を組み合わせ、採用支援プラットフォーム「HR Blockchain」を開発。HR領域でのBlockchainの活用は世界的にも斬新な取り組みであると着目され、講演を行うこととなりました。

※1.HRとは、Human Resourcesの略。人材や人材領域、人事のこと。
※2.Blockchain(ブロックチェーン)とは、仮想通貨などの電子取引システムを実現させるために開発された基盤技術で、「耐改ざん性」や「ゼロダウンタイム」(システムを構成するサーバーなどが障害で停止しないこと)、「スマートコントラクト」(契約を自動化する仕組みのことで、あらゆる契約行動をプログラム化し、条件がそろえば自動的に実行する)などの特徴があります。

登壇内容

講演は、パーソルキャリアが目指す、テクノロジーを活用した未来の働き方を再現した動画の上映からスタート。その後「HR Blockchain」の開発までの道のり、実際のサービス内容、サービスの開始を想定した際に見えてきた課題などを事例とともに紹介しました。

「HR Blockchain」は特許出願中で、2019年度には、サービス化に向けて複数の企業と実証実験を行う予定です。

●未来の働き方を表現した動画内容
個人の実務経験が企業や国境を越え共有されている世界。英語教師であり役者でもある主人公が旅先で、働きたいときに時間と場所に縛られることなく働く様子を表現。日本で働いた英語教師としての経験や、学んだ伝統芸能の経験などが新たな実務経験として蓄積され、彼の可能性や選択肢は無限に広がっていく…。

 

当日の様子

登壇後、世界の名だたる企業から呼び止められて質問を受けるなど、多くの参加者が「HR Blockchain」に興味を持ってくださったようです。米IBMからも講演内容やパーソルキャリアが行っている取り組みについて取材を受ける場面もありました。

 

登壇者プロフィール

菊池 啓介
パーソルキャリア株式会社 データソリューション部所属。

大学卒業後、化学メーカーに入社。その後ITベンチャーにて、サービス企画・プロジェクトマネジメント・複数の新規事業立上げに従事。急速に進歩するテクノロジーを活用し、働き方・働く環境をアップデートしたいと考え、2018年パーソルキャリア株式会社へ入社。現職では先進テクノロジーを活用した業務改革プロジェクトを推進中。

 

パーソルキャリアのデータソリューション部は、「HR Blockchain」をはじめ、最新技術を用いて、人材領域のデータ活用やテクノロジー推進を行い、多くの人の「はたらいて、笑おう。」の実現を目指していきます。

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