地方中小企業の採用力を高める「攻め」の採用とは!社員が講演

「いい人がほしい!」では採用できない!?明日から実践できる採用ノウハウとは。

パーソルホールディングス株式会社のグループ営業本部に所属する市野 喜久が、11月21日に岐阜県プロフェッショナル人材戦略講演会※が主催するイベント「『攻めの経営』への転換」において、「地域における人材確保動向と、具体的事例からみる攻めの採用のコツ」と題した講演とワークショップを行いました。
当日は、岐阜県内の経営者、人事責任者など65名が参加。大盛況の講演会となりました。

目次

背景

近年は、採用氷河期と言われ、優秀な人材を獲得する難易度が高まっています。中でも日本企業の99.7%を占める中小企業、特に地方の中小企業は人材採用難であるのが現状です。しかし、地方企業の成長、ひいては地域経済の活性化の実現には、人材獲得が不可欠。従来の採用戦略の見直しが重要な課題となっています。
そこで、パーソルグループでは必要な人材の採用をサポートすべく、2015年より全国各地域で「攻め」の人材採用について講演活動を開始。今回は岐阜県で行いました。

講演内容

「新卒採用、中途採用市場(転職市場)の現状」「東海圏(岐阜県)における人材確保の動向」「地元中小企業における採用戦略について」「具体的事例からみる攻めの採用成功のコツ」を柱に行いました。

講演では、「いい人」がほしい、と社長が言っている企業は採用できない」といったことや、「失業率が低くなると自社社員が引き抜かれていく、そのからくりとは?」「まもなく東京の人口が減っていく、地方でいったい何が起こるのか?」といった具体的で現実的な問題提起が行われ、参加者全員が真剣に耳を傾け、メモを取り続けていました。
ワークショップでは自社の採用課題を分析し、何をすれば良いか解決方法まで明らかにしました。地方企業の方々の危機意識はとても高く、闊達な意見交換が行われました。

参加者のコメント

「他人事としていた考え方を改める良い機会となりました。現在の考え方ではダメだと認識できました」
「厳しい状況の中でも光を感じました。資料を読み返して自社に取り入れたいと思います」
「採用は戦いで、もっと攻めることが必要であることがよく分かりました。即役立つお話でとても良かった」

約2時間半の講演で、参加者は自社で人材を採用するために重要なことを知り、さらには多くの気付きを得たようです。

2019年1月以降に、福島県、宮崎県、徳島県にて同様の講演とワークショップを行います。ぜひご参加ください。

登壇者紹介

市野 喜久(いちの よしひさ)

パーソルホールディングス株式会社
グループ営業本部 シニアマネジャー

1994年、パーソルキャリア株式会社(旧社名:株式会社インテリジェンス)に新卒入社。あらゆる人材サービス立ち上げや事業推進に従事。

2016年、パーソルホールディングス株式会社へ転籍。「社会課題解決をテーマにしたマーケティング」に従事する。

 

※岐阜県プロフェッショナル人材戦略講演会は、内閣府により各道府県に設置されている「プロフェッショナル人材戦略拠点」のうち、「岐阜県プロフェッショナル人材戦略拠点」が実施。地域企業の経営改善への意欲を喚起し、優秀な人材の獲得を支援するため、民間人材ビジネス事業者等を通じてのマッチング実現をサポートしています。

パーソルグループは、自治体や内閣府「プロフェッショナル人材事業」、地方銀行を通じて、地域としっかり連携しながら、中小企業が抱える経営課題や人材ニーズに応え、地方においてもグループビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」の実現を目指していきます。

このページをシェアする
目次
閉じる