2月26日、パーソルテンプスタッフ株式会社でママとして働く園田 圭美と安岡 忍が、働くママの人生を豊かにするための「Donna（ドナ）」プロジェクトのイベントで講演を行いました。
「『働く』を考えよう」と題した本イベントには、育児休暇中のママから小学３年生のお子さんがいるママまでが参加されました。お子さんを連れて参加されたママもいらっしゃり、それぞれが自身の悩みを解決するヒントを持ち帰ろうと、真剣に講演に耳を傾けていました。
「Donna（ドナ）」プロジェクトの概要
ママが自分自身と向き合い、今後の目標を立てて、行動するきっかけを提供
「Donna（ドナ）」プロジェクトは、朝日新聞社が取り組む子育て応援プロジェクト「WORKO！」と、近所のイベントや暮らしの情報交換、モノのやりとりを行えるオンラインサービスを提供するPIAZZA株式会社が共同で立ち上げたプロジェクトです。
ママの毎日はあっという間にすぎていきます。「何かをしたい」「社会とつながるきっかけがほしい」と思いながらも、自分のことをつい後回しにしてしまい、モヤモヤしているママを対象に、イベントやセミナーといったみんなで取り組める活動を実施しています。
今回は「『働く』を考えよう」と題した全3回の講座を実施。ママが自分自身と向き合い、前向きに行動を起こすきっかけを提供することを目指しています。
パーソルテンプスタッフの園田と安岡は、３回の講座のうちの２回目、「専門家に学ぼう」をテーマにした回に出演し、自身の経験を交えながら講演と座談会を行いました。
講演の概要
自身の経験も交えながら「ママとして働くリアル」を公開
●園田の講演：「ママの働く選択肢」と「私らしい両立」を考える
女性が働く現状から、復職活動をするために大切なこと、現代のさまざまな働き方までが紹介されました。
また、「ブランクってどのくらいのこと？再就職に不利？」「復職のメリット・デメリットって？」「どんな求人があるの？」といった、ママたちが抱える不安に対し、「ブランクは少しでも短く！」「自分が思うメリットは必ずしも家族のメリットではない」「情報を集めることで消える不安もある」「家族との時間を優先するのか、スキルを活かすのかで働き方も変わる」など、具体的に回答。
自分にとっての仕事の優先順位や、仕事に求めることは何かを考えさせられる講演でした。
●安岡の講演：今とこれからの「働く」と「仕事」を知る
働くことを決意したとき、時間がないママたちにとって、仕事時間の短縮は大きな課題のひとつ。
安岡は、実際に取り組んでいる時短実現のための方法とともに、働き方改革を推進する社会の流れなどを紹介しました。
安岡が推奨するのは、「電話は5分まで」「お菓子禁止・食べるなら1人で」「社内の過剰メールの返信はしない」など、1、2分の短縮の積み重ね。これらを徹底的に行うことで、仕事時間がぎゅっと短縮されて残業をしなくてもいい状況をつくれることを伝授しました。
なかなか会社の中では広まらないという現実はあるものの、政府の「働き方改革」にはふさわしく、つまりはママたちにとっての追い風である、とエールを送りました。
イベントに参加したママたちとの座談会
最後に、園田と安岡、参加者での座談会が行われました。参加者が抱える悩みや不安に、働く先輩ママとして自身の体験を交えながらアドバイスをしたり、人材業界で働いてきた経験から、「働く」ことのプロとして、どんな仕事があるのか、また、在宅勤務にはIT環境に慣れる必要があるなど、社会や働くママのリアルをレクチャーしました。
子供の手が離れるのは子供の性格にもよることや、テレワークが推進されていること、実際の仕事の探し方などの話も飛び出し、内容の濃い座談会でした。
参加者からは以下のようなコメントがありました。
「今、ママにとって働きやすい環境が、少しずつできつつあるということを知れて良かったです。」
「子供が成長していく中で、仕事をしていくことへのイメージが具体的につかめるようになってきました。」
「ほかの人の話を聞くことで、自分の中で『どうしようもない』と思っていたことを、もう一度考え直すきっかけになりました。」
漠然とした不安が解消したり、これからのキャリアを前向きに考えるきっかけになるなど、参加者の方々にとって、とても有意義な時間となりました。
関連情報
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「PIAZZA」のサイトはこちら
パーソルテンプスタッフ株式会社について
パーソルテンプスタッフ株式会社は、パーソルグループの「派遣・BPOセグメント」中核会社として、人材派遣、ビジネス プロセス アウトソーシング、官公庁受託事業などのサービスを提供しています。2017年7月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。
